きのです。
今回はようやく!
初のソロキャンに行ってきました!
……なかなか過酷なキャンプでした 笑
とはいえ、目の前で流れる淀み一つない清流には心まで洗われるような気分でした。
それではまとめていきます。
基本情報
名称 | 宇賀渓キャンプ場 |
所在地 | 〒511-0266 三重県 いなべ市 大安町 石榑南2999-5 |
アクセス | 東海環状自動車道 大安ICから →約15分 愛知県名古屋市から高速利用 →約1時間 |
利用料 | 【キャンプ一泊】 テント1張 1,000円 車の駐車場代 500円×2日 |
チェックイン・アウト | イン :13:00〜? アウト:10:00? |
連絡先 | 0594-78-3737 |
ホームページ | 宇賀渓観光協会 |
フランクなおじいさま方とさらっと過酷な発言
キャンプに行きたいなぁ、と突然思い立って、場所は何の事前情報も仕入れないまま宇賀渓キャンプ場に決定!
当日いきなりで大丈夫か電話で確認したところ、
「良いよ。予約はないもんで直接来てくれたらええよ」
とのお返事が。
早速準備して向かいます。
宇賀渓の入り口のアーチをくぐると、受付の小屋が左手に。そこには数人のおじいさまが。
「今日は何しに来たんですかな」
「キャンプです!」
「ほしたらそこで受付してってな」
ニコニコ朗らかなおじいさまの誘導で受付に。
料金を払います。車の駐車場代が1日500円。キャンプで1泊2日なので、2日分の1000円。
加えてテントを張る料金として1000円。
計2000円でした。
お札を受付に置いたタイミングで説明を受けます。
「今は工事しとるもんで、キャンプ村の半分しか使えやん。その半分の好きなとこにテント立てたって」
「わかりました!」
「トイレはこの受付と、キャンプ村の手前に」
「了解です!」
「駐車場は受付の隣。フロントガラスの見える位置に駐車券置いといて。それ持っとったら出入り自由やから、無くさんといてね」
「はい!」
「あとはキャンプ場はちょっと離れとって、ここから200mくらい歩いてもらわんとあかんけどええか?」
「……ん?」
歩く!? 車で近くまで行けないの? アウトドアワゴンなんて持ってないし……大丈夫かな? やっぱりやめる……いやでもせっかくここまで来たし……何とかなるかな!
「頑張ります!」
結果、この後なかなか過酷な設営準備が始まります。
さて、歩きます
意を決してキャンプ場まで歩きます。
商店街を抜けて、廃屋? の側を通り過ぎます。
すると橋が。
荷物が重すぎて既に息も絶え絶えです 笑
一息つきながら橋から下を覗くと、
森とその間に流れる川というなんとも雰囲気の良い景色が。
特に流れる水が遠目で見ても澄んでいて、キャンプ場への期待感が高まります。
休み休み橋を渡ると、
まさかの坂道……!
キャンプ場に着く前に心が折れそうになります。
が、しかし!
川のほとりでのキャンプを夢見て、必死でゆっくり登ります!
坂を登り切って受付で説明のあったトイレを過ぎると、ようやくキャンプ場が見えてきました。
炊事場閉鎖中。使えるのはトイレのみ
そうそう。キャンプ場の手前にあるトイレなのですが、なんと仮設のトイレです。
荷物運びの休憩ついでに、中の様子を確認します。
……そっと閉じました。
トイレそのものは綺麗でしたが、上の方で蚊の大軍が飛び回っています(蚊柱っていうのかな?)。
気付かず入ったらお尻が虫刺されだらけになりそう!
どうやらトイレは受付の所のものを利用したほうが良さそうです。
ちなみに、受付でもらったマップを見ると「炊事場」という文字が確認できたのですが、工事の関係が原因なのか利用できないみたいでした。
清流のほとりでキャンプ
そんなこんなで、ようやく到着しました!
水がすごく綺麗で、めちゃくちゃ冷たい! すごく気持ちが良いです。
川には一部水がせき止められている部分があって、どうやらここは天然のプールとして遊べるようになっているみたいです。
家族連れのデイキャンパーさんたちが多く、みなさん楽しそうに遊んでいました。
この川のプールは期間限定みたいなので、このプールのために行かれる方は開催期間を確認してからの方が良さそうです。
さて。楽しく遊びまわる子供たちを尻目に、設営地点を決めました。
一息つきながら景色を楽しんだ後、再び駐車場に戻り荷物を運びます。
それは合計4往復にもなり、へとへとになりながらも設営を始めるのでした……笑
なんと直火がOK!
荷物を運びながら辺りを見回して気付いたことが一つ。
点々と直火した後があるではないですか!
先にキャンプを楽しんでいた人も、直火で焚火をしています。
そう。ここは直火OKのキャンプ場なのです!
初めての直火体験に、わくわく感が止まらなくなりました! 笑
かまど的なものを作ってみたいという欲求に駆られて、荷物運びでへとへとにもかかわらず設営があっという間に終わりました。
やりたいことの為に頑張る力って、すごい! 笑
その後の「この石は組み合わせに合うかな?」と試行錯誤して釜戸を作り上げていく過程は、非常に楽しいものでした。
また作り上げたかまどに火が灯った時の感動は、まだ直火体験をされたことが無い方に是非! 体験していただきたいなと思います!
周辺情報
この項目では、宇賀渓キャンプ場の周辺にある施設や他のキャンプ場について解説していきます。
スーパーセンター オークワ いなべ店
所在地 | 〒511-0264 三重県 いなべ市 大安町 石榑東1928-1 |
営業時間 | 9:00〜23:00 |
連絡先 | 0594-78-4130 |
ホームページ | オークワ |
宇賀渓キャンプ場から約10分の位置にあります。
東海環状自動車道 大安ICからであれば約5分で到着することができます。
それより近くに「イオン 大安店」がありますが、買い出しは個人的にはこちらがオススメです。
大規模なスーパーで新鮮な野菜や果物等が豊富にあり、更に建物内には100円ショップも併設されているので、ちょっとした忘れ物があったりした時でも便利ですよ。
少し特殊なのが、スーパーの商品と100円ショップの商品をまとめてお会計できる点です。
わざわざ別々にお会計をしなくても良いのは意外と便利!
買い出しにかかる時間が節約できたような気がして、少し得した気分になりました 笑
阿下喜温泉 あじさいの里
所在地 | 〒511-0428 三重県 いなべ市 北勢町 阿下喜788 |
利用料 | 【中学生以上】 平日 550円 土日祝 650円 【小学生】 全日 350円 |
営業時間 | 11:00〜20:00 (最終受付19:30。毎週木曜日 定休) |
連絡先 | 0594-82-1126 |
ホームページ | 健康増進施設 阿下喜温泉 あじさいの里 |
宇賀渓キャンプ場から約11分の所にある温泉です。
温泉施設によくある循環式ではなく、毎日張り替えているようで、とても綺麗なお湯でした。
開店が11:00のため、チェックアウトしたあとに寄る、という方法もアリですね。
実際、そのようにしているキャンパーさんも数多くいらっしゃいました。
ちなみにここはリンスインシャンプーではありませんでしたよ!
六石温泉 あじさいの湯
所在地 | 〒511-0432 三重県 いなべ市 北勢町 垣内36-2 |
利用料 | 【大人】 ・平日 700円 ・土日祝 800円 【小人】 ・平日 450円 ・土日祝 500円 |
営業時間 | 【月~金】 17:00~22:00(最終受付21:30) 【土日祝】 13:00~22:00(最終受付21:30) |
連絡先 | 0594-72-2179 |
ホームページ | 六石高原ホテル |
宇賀渓キャンプ場から約18分のところにある温泉施設です。
外装は古めですが、脱衣所や浴場は非常に綺麗!
しかもシャンプーとリンスは別々です。
広い内湯と狭めの露天風呂が1つずつあります。
露天風呂は4人が伸び伸び入れるくらいの広さでしたよ。
温泉の効能は疲労回復、筋肉痛、メタケイ酸で美肌効果、新陳代謝促進と免疫力向上。
キャンプ中に温泉の利用を検討されている方はこちらをオススメしますよ!
ただ営業開始が13:00からなので、キャンプ終わりに寄る場合はチェックアウトの都合上、厳しいかもしれませんね……。
やまてらす
宇賀渓キャンプ場から約25分の所にあるキャンプ場です。
東海環状自動車道 大安ICからでも、宇賀渓キャンプ場へ行く時と同じくらいの時間で到着することができます。
キャンプにペットを連れて行く場合はリードが必須なキャンプ場がほとんどですが、このやまてらすにはノーリードで愛犬と過ごすことのできるサイトがあるんです!
しかも場内には「小型犬専用」と「中・大型犬専用」のドッグランがあり、宿泊者は無料で利用可能!
まさに愛犬とのキャンプに特化したキャンプ場ですね!
もちろん犬連れでない方のキャンプもできますので、遠くにそびえる山々や視界を遮るもののない綺麗な青空を楽しんでみてはいかがでしょうか。
黄和田キャンプ場
宇賀渓キャンプ場から約13分のところにある、チェックイン・アウトがフリーなキャンプ場です。
東海環状自動車道 大安ICからであれば約22分で到着することができます。
こちらは設備が最低限な分格安で利用できて、しかも直火OK!
全面フリーサイトで、土日はぎっしりテントで埋まってしまうほど人気ですよ。
そのため確実に場所を確保する対策は必要です。
また黄和田キャンプ場を利用する際には必需品があります。
これ、忘れると詰みますよ(笑)
愛郷の森
宇賀渓キャンプ場から滋賀県方面に、約24分移動したところにあります。
川遊びもできる林間キャンプ場です!
高規格なキャンプ場は区画整備されて自然感が薄くなりがちですが、こちらはより自然を感じられる環境!
気ままでマイペースなヤギと出会うこともできます!
また歩いていける距離にジェラートショップもあるので、夏場の利用にピッタリなキャンプ場ですよ!
青川峡キャンピングパーク
宇賀渓キャンプ場から約12分の所にある、キャンプ初心者にオススメのキャンプ場です。
超高規格ですよ!
なお東海環状自動車道 大安ICからこのキャンプ場までは、宇賀渓キャンプ場へ行く時と同じくらいの時間で到着することができます。
こちらのキャンプ場のすぐそばには綺麗な川が流れていて、もちろん川遊びも可能!
更には大きな公園が併設されているので、小さなお子さんが自然の中で存分に遊べる環境が整っています。
またトイレや炊事場は手入れが行き届いていて非常に綺麗。
おまけにキャンプ場出入り口にはゲートがあるのでセキュリティ面においても安全・安心!
まさしくファミリー・キャンプ初心者の方にとってお勧めのキャンプ場ですよ!
八風キャンプ場
宇賀渓キャンプ場から約16分のところにあるキャンプ場です。
名古屋市から高速道路で約1時間と、かなりアクセスが良い!
また場内には川が2本流れており、川遊びに最適!
しかも非常時の浮き輪が常備されているので、安心して子どもたちを遊ばせられます!
ファミリーでの利用にオススメのキャンプ場ですよ!
暑くなってきた時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに冬場はソロ割引もあるので、ソロの方は冬場が狙い目です!
宇賀渓キャンプ場 まとめ
その日の駐車券を持っていたら、出入りは自由になります。
キャンプ場は受付から200mほど距離があります。アウトドアワゴン等を用意するといった、荷物を運ぶための対策は必須。
キャンプ場の手前にある仮設トイレよりも、受付のトイレまで行った方が良いかもしれません。
期間限定で川をせき止めた天然のプールが開かれます。ご家族で気軽にデイキャンプするのもオススメ。
昨今ではあまり見かけない、「直火OK!」のキャンプ場。
最後に
初のソロキャンでなかなか大変な道のりを歩きましたが、その大変さも設営を終えたらあっという間に吹き飛びました。
やはり目の前に広がる森と清流の景色にはそれだけ苦労する価値があるんだなぁと実感しました。
そういえば、今回訪れた時は工事中だったのですが、この工事……けっこう大規模な工事みたいです。
デンマーク発のアウトドアブランド「ノルディスク」とのコラボで大きく変わるみたいですよ。
詳細はいなべ市のホームページに記載されています。
リニューアルオープンしたら、是非とももう一度行ってみたいなと思います。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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