きのです。
雨なのか晴れなのか直前までわからない激動の天気予報に一喜一憂しながら、今回は孫太郎オートキャンプで山と海を楽しんできました。
海キャンプは初めてだったのですが、すぐそこに海があって海岸線をゆっくりと楽しむことができるって良いものですねぇ。
今回の記事は長いので、目次から見たいところを抜粋していただくと良いかもしれません。
ちゃちゃっと調べたい方はまとめだけでも良いかもしれません 笑
基本情報
名称 | 孫太郎オートキャンプ |
所在地 | 〒519-3204 三重県 北牟婁郡 紀北町 東長島3043-4 |
アクセス | 愛知県名古屋市から高速利用 →約2時間 紀勢自動車道 紀伊長島ICから →約10分 |
利用料 | シーズンと区画等によって変わります。詳細はこちら。 |
チェックイン・アウト | イン:14時~18時 アウト: 8時~12時(コテージのみ8時~11時) |
連絡先 | 0597-47-5371 |
ホームページ | 熊野灘臨海公園 孫太郎オートキャンプ |
海が目の前! 釣りも可能!
カナカナカナカナとひぐらしが鳴く中にホケキョッ!っとウグイス。
寄せては返す、さざなみの音色。
風に乗って流れてくる、ほのかな塩の香り。
純粋に感動しました。
キャンプ場のすぐそこに、海が広がっているのです!
階段を降りて浜に行くこともでき、早朝や夕方には釣りをしている方もいました。
釣竿のレンタルと、売店で餌の販売をしているみたいなので、気軽に釣りを体験出来そうですね!
釣りをしてみようかどうか迷いながら浜を歩いていると、
浜に点々と、流木の山が築かれていました。触ってみると……乾燥してる??
売店に薪が510円で売られていますが、こちらも拾って焚き火に使えそうです。
……しけっていたらアウトですけどね 笑
さて。ここまでの間に釣りも楽しめて薪も拾えるわけですが、この浜、それだけではありません。
とあるファミリーキャンパーさんから聞いたのですが、なんと珍味を採取することができるらしいのです!
その名も、カメノテ、ニシガイ!
海水で湯がいて食べると美味しいとのこと!
浜の端っこ、上の写真の辺りで干潮の時に取れるらしいのですが、残念ながら今回はタイミング悪く、干潮を逃してしまいました。
いやあ、残念。食べてみたかったなあぁ……。
森を散策……したかった!
海を堪能した次は山へ!
なんとこの孫太郎、目の前は海で背後は森というなんとも自然の溢れたキャンプ場なのです。
しかも案内板を見ると、森の中に一本の線と「林間散策路」という文字が!
これは行くしかない! と意気込みながら向かうと、
なかなか趣が……。
趣、が……?
道すら無くなった……。
仕方なくUターンしました。
どうやら整備はされておらず、石畳みもぬるぬるで滑りやすかったので、あまり入らない方が良さそうです。
海も山も楽しめると思っていたので、若干残念でした。
イベントや割引が盛りだくさん
今回行った時、こんなお知らせが管理棟に貼られていました。
子供向けの縁日や、ビンゴ大会が催されていましたよ。
ご家族で利用されたキャンパーさんたちにとっては、お子さんを遊ばせられる良いイベントですね。
始まる際、キャンプ場内に放送が流れて知らせてくれますので、うっかりしていても安心ですね。
また受付では車で数分のところにある温泉・ホテル季の座の入浴チケットを700円で買うことができます。
普通に入浴すると1000円(タオル付き)かかるみたいなので、300円お得に入浴することができます。
ただしこのチケットは入浴する時間をあらかじめ決めないといけないので、少し注意が必要ですね。
私達はキャンプ場に着いて既にお酒を飲んじゃってたので翌日のお昼〜を買いました 笑
しかしキャンプ場でまったり過ごしていると、気になったものがあって。
写真は翌日季の座に行った時に撮ったものなのですが、このバスがキャンプ場に来てたんですよね。
送迎をしてくれるんでしょうか?
それなら夜の部で買いたかったなぁと少し後悔。
次にこのキャンプ場を利用させていただく際にはきちっと確認をしようと思います。
設備情報
海を楽しみながら散策してみました。
設備の位置は上の案内図を参考にしていただけると、よりわかりやすいかと思います。
管理棟
まずは管理棟です。
道路沿いから入ってすぐ右手に受付。左手には様々なパンフレットや、トイレ。そして無料配布のゴミ袋。
ここではこのゴミ袋を利用して燃えるゴミを捨てないといけないみたいです。
受付と同時に持っていくと楽ですね。
続いて奥には、
売店があります。地元で買うよりも薪が安いので、思わず買っちゃいました 笑
トイレ
管理棟にあるものの他に、入口のゲートの所にもあります。
しかし私が利用させていただいた時はトイレが絶賛虫の襲撃に遭っていましたので、苦手な方は管理棟のトイレを利用すると良いかもしれません。
炊事場
綺麗で使いやすかったです。
特に良かったのは、洗った食器等の置き場に困らなかったことです。
せっかく洗ったのに置く場所が汚かったら、嫌ですもんね。
ゴミ捨て場
続いてゴミ捨て場です。
炊事場の近くにあります。
ゴミは管理棟の受付付近にある無料配布のゴミ袋に入れて捨てます。
消し炭捨て場
最後に炭捨て場。
こちらも炊事場の近くにありました。
捨てる場所の隣に水道とホースがあるので、焚き火台が洗いやすかったです。
サイト情報
ここからはサイト情報をまとめていきます。
設備情報と同様の画像になりますが、上の画像で位置関係を把握しながら進んで頂くと、より分かりやすいかもしれませんよ!
A・Bサイト
このA・Bサイトは海を眺めやすい位置にあるオートサイトです。
Aサイトは目の前が海。BサイトはAサイトの背中を見ながら海です(写真奥側がA、手前がBです)
Aサイトはテントを海側に向けると常時景観良くゆっくりできますので人気です。
また電源があるので、特に予約が殺到しているみたいですね。
私達が行った時は全体的に空いている日だったのですが、Aサイトだけは9割埋まっていた印象です。
C・Dサイト
次にC・Dサイトです。
こちらは海から若干離れて(と言っても1分もかからず海に出られる距離ですが 笑)、木々がすぐ近くにあるサイトです。
A・Bサイトでは日陰がない分、こちらでは木陰が確保できそうですね。
ちなみにこのC・Dサイトは「林間散策路」で繋がっているのですが、前述の通り通行することができませんでした。
森林浴を楽しめないのが残念ですが、暑くなってくる時期に木陰を確保しながら、「海を見に行く」スタイルがいいなと思われる方には良いかもしれません。
フリーサイト
フリーサイトは1・2・3とあって、1が山側、2と3が山と海の中間にあります。
フリーと言ってもあらかじめ1・2・3の番号を割り当てられ、その中のロープで区画分けされたエリアから自分の好きな場所を選ぶ形式でした。
幸いにも私達の行った時は人が少なく、「どこでも好きなところに立てて」というありがたいお言葉をいただきました。
炊事場等への利便性やある程度の景観を考えると2が一番良いかな、という結論に達しました。
特に2の中でも炊事場付近の区画は木陰ができて、陽が直接当たるところよりは涼しく過ごせましたよ。
しかし炊事場が近い分、人の出入りが気になったり、炊事場の蛍光灯が気になったりしました。
ちなみに1は2の後ろのエリア、3は管理棟の横。
選べるのであれば、2か3が良さそうです。
コテージサイト
入り口から一番遠い位置にあります。
コテージも他のサイトと同様にA〜Dに分けられていて、Aが景観良く値段が高い設定になっています。
非常に良い点としては、テラスがあってそこでバーベキューが出来ることです。
更にはそこで焚き火もできてしまいます!
屋根があるので煙が溜まって少しモクモクしますが、焚き火もバーベキューも十分に楽しむことができますよ!
ゆったり海を眺めながらバーベキューを楽しんで。
疲れたらコテージ内に戻ってゆっくりする。
まさに別荘のような気分で過ごせるので、孫太郎のコテージは非常におすすめですよ。
注意点としては、鍋やフライパン、お皿などのキッチン用品はひと通り貸してもらえますが、箸やティッシュは置いていません。
自分自身で用意しておく必要がありますよ。
キッチンペーパーは売店で売っているので、必要であれば購入しても良いかもしれませんね。
またテラスに備え付けられている椅子は木製で硬いので、気になる方は自分で椅子を用意しておいた方が良いかも……。
あとは、夜。
テラスの明るさで虫が寄ってきます。
近くに海があるためか、テラスにフナムシが闊歩していました。
コテージの出入りを素早くしないと、部屋内に侵入されて面倒臭いことに…… 笑
虫が苦手な方は特に注意した方が良いかもしれません!
周辺情報
この項目では、孫太郎オートキャンプ場の周辺にある施設や、他のキャンプ場について解説していきます。
なお当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
周辺のみならず、様々なキャンプ場を調べたい方は以下をご覧ください。
うぐいすの森キャンプ場
孫太郎オートキャンプ場の最寄りのICである「紀伊長島IC」周辺にあるキャンプ場です。
所用時間は同じくらいで到着できます。
名古屋市からだと約2時間!
周辺に買い出しに適したスーパーもありますので、地元の食材で存分にキャンプを楽しめる環境にありますよ!
このキャンプ場の最大の魅力は、山あいの高台にあること!
静かで開放的な山々の絶景を、ずーっと眺めていられます!
景観を楽しめるサイトは現状2区画しかありませんが、景観を重視される方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに景観は望めませんが、こちらの林間キャンプサイトは1区画がかなり広いので、大型テント使用者やグループキャンプを検討している方にもオススメですよ!
きいながしま比幾海岸オートキャンプ場
最寄りのICから孫太郎オートキャンプ場へ向かうのと同じくらいの時間で行ける、もう一つのキャンプ場です。
海水浴場まで歩いて約2分16秒と、かなり手軽に海で遊べるのが大きな魅力!
また車で約3分のところに温泉があるので、日中は海を思う存分楽しみ、夜は温泉でリラックス――といった、キャンプを楽しめる環境が整っています!
この地域で水揚げされた鮮魚が買えるスーパーも近くにあるので、海・海鮮・温泉と3拍子揃った夏を楽しんでみてはいかがでしょうか!
きほく千年温泉 ホテル季の座
孫太郎オートキャンプから僅か5分で訪れることのできるホテルで、日帰り温泉に入ることができます。
シャワールームがすごくお洒落で楽しかったです 笑
露天風呂はヒノキの香りが芳醇。その香りの中で、和を感じる穏やかなBGMと眼下に広がる海を眺めながら入るお風呂は最高でした!
普通に旅行等で一泊したくなるホテルでしたよ!
城ノ浜じょうのはま海水浴場
ホテル季の座のすぐそこにある海水浴場。
みなさんホテル季の座の駐車場に料金を払って楽しまれているみたいでした。
ちなみに、季の座の温泉から海水浴場の様子を伺うこともできます 笑
ぱっと見感じたことですが、家族旅行で季の座に泊まりながら海水浴を楽しむプランも良いかもしれません。
海上釣り堀 正徳丸
所在地 | 〒519-3204 三重県 北牟婁郡 紀北町 東長島3043-27 |
営業時間 | 8:30~14:30 (毎週火曜 定休) |
連絡先 | 0597-47-5820 |
ホームページ | 三重県海上釣り堀 正徳丸オフィシャルサイト |
城ノ浜海水浴場のすぐ隣にある釣り堀です。
写真はありませんが、釣りを楽しむことができるようです。
ここで魚を釣って、捌いて、キャンプで食べても面白いかも!?
長島ショッピー 中州店
所在地 | 〒519-3204 三重県 北牟婁郡 紀北町 紀伊長島 区東長島33-150 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
連絡先 | 0597-47-1622 |
新鮮な魚介が色々揃っていてビックリしました!
大小様々の魚たちが生まれたままの姿で陳列されています。
私達も買いたかったのですが、解体スキルが皆無ですので断念して、300円のプチお刺身セットにしました。
ミルクランド 糸川販売店
所在地 | 〒519-3111 三重県 度会郡 大紀町 大内山3600-2 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
連絡先 | 0598-72-2304 |
ホームページ | 三重県観光連盟公式サイト 観光三重 |
孫太郎オートキャンプから約20分のところにあります。
三重県の有名な牛乳「大内山牛乳」のソフトクリームが人気のお店です。
絶えず車が入ってきて人がいっぱいなのですが、スタッフさんが優秀なのか、それほど時間がかからず商品を受け取ることができました。
様々な種類があるので迷っちゃいましたが、初めて来たのでコーンのバニラを注文!
牛乳の味が濃厚で、コーンは上質なコーンフレークのような味わい。
非常に美味しかったです。
中華そば 一富士
所在地 | 〒519-2404 三重県 多気郡 大台町 佐原456-2 |
営業時間 | 11:00~20:00 (毎週水曜 定休) |
連絡先 | 0598-82-2072 |
ホームページ | 大台町観光協会 |
孫太郎オートキャンプ場から約20分ほどで寄ることのできる中華そば屋さんです。
私が食べたのは五目そばなのですが、めちゃくちゃ美味しかったです!
野菜がラーメンの邪魔をせず、麺もスープも野菜も、全てが調和していました。
これから三重県南勢でのキャンプの際は、締めのラーメンとして利用させていただこうと思っています。
ただし、美味しくて人気なので、昼食の時間帯は人が多くてしばらく並ぶ必要がありますよ。
孫太郎オートキャンプ まとめ
目の前が海で、砂浜を散歩できます。なお釣り具のレンタルもできるので、挑戦してみるのも良いかも。更に上では書いていませんでしたが、花火も海岸の一部で可能です。
海岸の流木を焚火にしてみても良いかも。拾いつつ、干潮であれば干潟でカメノテ探しをしてみては。
林間散策路は通れず石畳が滑って危険。
夜、縁日やビンゴ大会が催されていました。また受付ではホテル季の座の入浴チケットが安く購入できます。タオルを持参しましょう。
また夜の部の温泉は送迎があるみたい……? 2、3回バスが迎えに来ていました。
オートサイトはAとBが海サイトで、断トツでAが人気。電源もありますし。
CとDは森の近くのサイト。木陰が涼しいので、涼みながら海を見たくなったら歩いて見に行く、という(常に海が見えていなくても良いよという)スタイルの人におすすめ。
フリーサイトは2と3、特に2は木陰を確保できたら海要素もあるのでいい感じに過ごせます。
コテージにはテラスがあり、そこでバーベキューや焚き火を楽しむことができます。
最後に
今回は書きたいことが多くて、だいぶと長い記事になっちゃいました。
やっぱり高規格のキャンプ場はお値段はするものの、施設が充実しているので良いですね。
個人的には、縁日やビンゴ大会といったファミリー向けに楽しめるようなイベントをしているところが驚きでした。
全体的にファミリーキャンパーさんが多かったのも頷けます。
……次に来たときはカメノテを取ってじぇに食べさせてあげたいな!(私は食べません!)
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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