本格的なキャンプシーズンが訪れる中、キャンプ場の選定に悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は三重県のいなべ市にある「青川峡キャンピングパーク」のキャンプサイトについて徹底解説していきますよ!
青川峡キャンピングパークについて
名称 | 青川峡キャンピングパーク |
所在地 | 〒511-0436 三重県 いなべ市 北勢町 新町614 |
アクセス | 東海環状自動車道 大安ICから下道 → 約12分 愛知県 名古屋市から高速利用 → 約1時間 三重県 津市から高速利用 → 約1時間 岐阜県 岐阜市から高速利用 → 約1時間20分 |
利用料 | 施設料×人数+サイト料 が総支払額になります。 各サイトのページに詳細な金額をまとめています。 |
営業期間 | 通年営業 |
チェックイン・アウト | 【 イン 】14:00~17:00 【アウト】翌8:00~12:00 |
連絡先 | 0594-72-8300 |
ホームページ | 青川峡キャンピングパーク |
東海の中でも高規格で大人気な青川峡キャンピングパーク。
鈴鹿山脈に囲まれ、そばには清流「青川」が流れる、綺麗な自然がいっぱいのキャンプ場です。
設備は全て手入れが行き届いていることはもちろんのこと、無料で大浴場を利用することができたり、サイト内完全禁煙(喫煙は所定の場所で可能)など、より快適にアウトドアを楽しむことのできる工夫が徹底されています。
片道10分圏内には大型のスーパーがあるので買い出しが非常に楽!
おまけにすぐ近くには「東海環状自動車道 大安IC」もあり、愛知県の名古屋市から約1時間程度で訪れることができるため、アクセスが抜群に良好です。
まさしく、キャンプを楽しむ上で何一つ不便のないキャンプ場!
そんな青川峡キャンピングパークの基本的な情報や設備等については、以下の記事で解説させていただきます。
キャンプサイトについて
青川峡キャンピングパークには5つのキャンプサイトがあります。
青川へのアクセスが抜群に良い「水辺サイト」。
個室のように明確に区分けされた「プライベートサイト」。
サイトが広く、悠々とキャンプを楽しめる「オープンサイト」。
開けたフィールドで、山々に囲まれながら大空の下でキャンプする「かもしかキャンプフィールド」。
バイクの転倒を心配する事なく、青川と山々の綺麗な景色を楽しめる「ライダーズサイト」。
これらの5つのうち、「かもしかキャンプフィールド」と「ライダーズサイト」以外の3つのキャンプサイトでは、利用料に別途1,000円を加算することで1500w相当の電源を利用することができますよ。
それでは、それぞれのサイトについて詳しく解説していきます。
なおキャンプ場の全体図の確認はこちらからどうぞ。
水辺サイト

施設料 | 高校生以上 1,000円 / 1人 3歳~中学生 500円 / 1人 |
サイト料 | バリュー 3,500円 レギュラー 4,500円 ハイ 6,000円 |
青川へのアクセスが抜群に良い水辺サイト。
サイトの広さは一般的な4~6人用のテント+タープを設営してちょうどくらい。
トイレや炊事場、炭捨て場等がある「サニタリー」が近く、不便なくアウトドアを満喫することができます。
またキャンプサイトの中で唯一「ファイヤープレイス」が設置されており、なんと直火が可能!
これだけ高規格なキャンプ場で直火ができるところはあまりないのではないでしょうか。
直火を体験したい方は水辺サイト一択ですね!
実はこの水辺サイトは、大きく2つに分類することができます。
「目の前に青川があるサイト」と「そうでないサイト」という形になるのですが、上の画像中央に立ち並ぶ木々より奥が「目の前に青川があるサイト」で、手前が「そうでないサイト」です。
立ち並ぶ木々の根元には小川が流れているので、どの区画を利用することになっても小川とそのせせらぎを十分に楽しむことができますよ。

上の画像左側にちょろっとサイトが見えるように、「目の前に青川があるサイト」を利用することができると、小川に加えて森と青川の綺麗な自然風景の中でキャンプをすることができます。
青川峡キャンピングパークではサイト番号を指定しての予約はできませんが、電話で希望を伝えるとなるべく配慮してくれますので、青川沿いの水辺サイトを希望される際はその旨を伝えてみてはいかがでしょうか。
プライベートサイト

施設料 | 高校生以上 1,000円 / 1人 3歳~中学生 500円 / 1人 |
サイト料 | バリュー 3,500円 レギュラー 4,500円 ハイ 6,000円 |
全ての区画が低木で仕切られているので、プライベート感の強いキャンプを楽しむことができます。
お子さんが勝手に他人のサイトに入っていく、といった事態を防ぐことができるので、特にファミリーキャンパーさんにとって安心できるサイトではないでしょうか。

しかし低木で視界が遮られている反面、隣のサイトとの距離が近いので、サイトの形によってはお隣さんが気になりそうなシーンもありそう……。

各区画の広さは「水辺サイト」よりも若干広く、ゆったりとしたサイトを作ることができそうです。
またこのプライベートサイトは青川峡キャンピングパークに併設されている「青川公園」にアクセスしやすく、川遊びの他にもお子さんを遊ばせやすいサイトですよ。
ちなみにこの「青川公園」へは「サニタリー2」の裏からアクセスすることができるので、公園へのアクセスを良好にしたい方は予約時に「サニタリー近くのサイトにしてほしい」と、電話で伝えていただいた方が良いかもしれません。

ちなみに前述の電源については各サイトに1つずつ設置されているので、お隣さんを気にせず使用することができますよ。
オープンサイト

施設料 | 高校生以上 1,000円 / 1人 3歳~中学生 500円 / 1人 |
サイト料 | バリュー 3,500円 レギュラー 4,500円 ハイ 6,000円 |
「プライベートサイト」から道を挟んで反対側にあるサイトです。
「オープン」と聞くと好きな場所に設営できるフリーサイトを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、こちらも区画サイトになります。
区画を明確に分ける低木が無く、隣との境界線があいまいな区画サイト、という認識でした。
青川峡キャンピングパークの中で一番広い区画サイトで、かなり広々としたキャンプをすることができます。

サニタリーから遠い区画は芝生の面積が多いですが、

サニタリー付近の区画は区画中央部分が砂地になっているところが多かったです。
ちなみにこのサイトでは最大でテントを2張り立てることができるので、友達同士や2家族でのキャンプも可能ですよ(2021年6月初旬現在、新型コロナウイルスの影響により1区画につき1張りという制限が設けられています)。
車は区画の目の前に駐車スペースがあり、設営や撤収も楽に行えます。
この駐車スペースは軽自動車2台分くらいの広さがあるので、かなりの大型車でも簡単に横付けすることが可能です。
更には車が道を挟んだ向かい側の「プライベートサイト」からの目隠しにもなるので、ある程度のプライベート感も生まれますよ。
前述のように広々としたサイトで、左右との距離もある程度離れているため、個人的には「プライベートサイト」よりもこちらの方が良いように感じました。
ただ遊び盛りのお子さんがいるファミリーキャンパーさんの場合、隣の区画のキャンパーさんに迷惑がかからないよう、少し注意してお子さんを見守る必要があるかもしれませんね。

ちなみにオープンサイトの電源は隣の区画との共有となりますよ。
かもしかキャンプフィールド

施設料 | 高校生以上 1,000円 / 1人 3歳~中学生 500円 / 1人 日帰り 500円 / 1人 |
サイト料 | バリュー 3,000円 レギュラー 4,000円 ハイ 5,000円 日帰り 2,000円 |
山々に囲まれた円形のフィールドで、どこでも自分の好きな場所にテントを張ることのできるフリーサイトです。
このかもしかキャンプフィールドのみインターネット予約不可で、直接青川峡キャンピングパークに電話して予約します。
このサイトは2020年まではペットを連れての入場が可能でしたが、2021年4月以降は出来なくなりましたのでご注意ください。
管理棟から離れた位置にあり、なおかつ坂道や階段もあるので、薪・炭の購入や大浴場の利用等は車で移動することも視野に入れておいた方が良いかもしれません。
かもしかキャンプフィールドには、フィールドの周囲をぐるっと時計回りするように一方通行の道があります。
この道沿いに駐車できれば良いのですが、他のキャンプサイトと違って車をサイトに横付けすることができません。

車はフィールドの入り口にあるP-1駐車場か、

入口から時計回りに半周した、一番奥にあるP-2駐車場に停めることとなります。
しかし設営・撤収時に5~10分程度であれば、自分の使用する場所の近くに横付けをすることができるので、わざわざ駐車場↔サイト間で荷物を運ぶ必要はありませんよ(キャンプ場確認済み)。

安心なのは、管理棟以外の全ての設備がこのフィールドのすぐそばに設置されていることです。
トイレやシャワー室はもちろんのこと、

炊事場や、

ゴミ捨て場。

灰捨て場に、

焚火台の洗い場まで完備されています。
これらの設備は他のキャンプサイト近くにある「サニタリー」と変わらないクオリティのものなので、安心して利用することができますよ。

景観が良いな、と感じたのは入口付近のフィールドで、目の前に大きな山と空が広がっていました。
P-1駐車場から近い位置になるので、「ちょっと車に忘れ物」といったときも便利です。

便利そうだなと感じた場所は、一番奥のP-2駐車場付近。
この辺りは道が少し広くなっているので設営・撤収時に車の横付けがしやすいことと、トイレ・炊事場へのアクセスが良いです。
帰りも一方通行で時計回りに走るだけなので、スムーズにチェックアウトをすることができそうです。
このかもしかキャンプフィールドは山に囲まれている開けた場所になるので、風が強い日もあるようです。
知り合いのキャンパーさんによると、春に利用した際はかなり強い風に見舞われたのだとか……。
利用される際の風速はしっかりと確認しておいた方が良さそうですね。

フィールドは一面灰色の砂地で、乾いていればすぐに払い落とせる程度の粗い砂でした。
砂の下はある程度しっかりした地盤のような印象を受けましたが、一応長めのペグを用意しておいた方が良いかもしれません。
なお、かもしかキャンプフィールドには電源がありませんので、利用したい方は他のキャンプサイトを選ぶことをお勧めしますよ。
ライダーズサイト

施設料 | 高校生以上 1,000円 / 1人 3歳~中学生 500円 / 1人 |
サイト料 | バリュー 1,000円 レギュラー 1,500円 ハイ 2,000円 |
ライダーズサイトは管理棟から一番近い位置にあるキャンプサイトで、その名の通りバイク専用のサイトになります。
サイト全体が木陰になっているので夏場も安心!
一日につき4人まで利用することができます。
かもしかキャンプフィールドと同じで、ライダーズサイトはフリーサイト。
どの場所に設営するかは早い者勝ちになるので、場所にこだわりたい方は早めに到着するように心がけましょう。
チェックインは14:00ですが2021年5月現在、施設への入場は13:30から始まりますよ。

サイトは全体的に砂地の部分が多く、乾燥していれば軽く払って落とせるほどの粗い砂。
ペグの差さり具合も良好で、特に苦労することもなく設営することができました。

サイトの真横にはバイク専用の駐車場があるので、設営・撤収が非常に楽!
バイク用のスタンドホルダーを用意しなくても、転倒を心配することなくバイクを停めることができますよ!

サイトからの景色は「最高」の一言に尽きます。
新緑の山々に沿って流れる青川が、夕日や朝日に照らされて様々な表情を見せてくれます!

そんな景色をこのライダーズサイトでは、他のキャンプサイトよりも比較的リーズナブルに堪能できるので、ライダーさんは是非利用してみてください!
ただ難点なところもあります。
今回非常に気になったのですが、ライダーズサイトには非常にアリが多かったです。
そこら中にわらわらいたので周辺を確認してみると、アリの巣が点在していました。
私のように気になる方は、設営する場所をよく選定する必要がありそうですよ。
青川峡キャンピングパーク キャンプサイトまとめ
青川峡キャンピングパークは高規格で、不便なくアウトドアを楽しめるキャンプ場! 設備等の詳細は後日更新予定の記事でご確認ください。
水辺サイト、プライベートサイト、オープンサイトには+1,000円で使用できる電源が設置されています。
水辺サイトは清流「青川」へのアクセスが抜群に良好! おまけに直火もできます! 目の前に青川が見えるサイトとそうでないサイトがあるので、予約の際に電話で希望を伝えると良いかも!
プライベートサイトは低木で完全に仕切られていると共に「青川公園」へのアクセスが良いので、遊び盛りのお子さんがいるキャンパーさんに最適です。
オープンサイトはかなり広々としたキャンプを楽しむことができ、車も横付けできる区画サイト! 新型コロナウイルスの影響が無くなれば、グループキャンプ最適なサイトですよ。
かもしかキャンプフィールドはフリーサイトです。車を駐車場に停める必要がありますが、設営・撤収時は5~10分程度であればサイト近くに横付けすることも可能です。
ライダーズサイトはリーズナブルに山々と青川の絶景を楽しめるフリーサイト。専用の駐車場があるので、安心して設営・撤収が行えます。サイト全体が木陰になっている点もGood!
最後に
いかがでしたでしょうか。
青川峡キャンピングパークには様々なキャンプサイトがあって面白いですよね。
皆さんはどのサイトを選びますか?
悩まれている方に、少しでもお役に立てたら幸いです。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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