気温が下がって、温泉が気持ち良い時期になってきましたね。
このブログを始めて約3か月……あっという間です 笑
今回は三重県の菰野町と滋賀県の甲賀市を結ぶ「鈴鹿スカイライン」上にあるキャンプ場へ行ってきました。
近くには湯の山温泉もあって、まさに「温泉キャンプ」に持ってこいの立地でしたよ!
基本情報
名称 | 鳥居道山キャンプ場 |
所在地 | 〒510-1251 三重県 三重郡 菰野町 大字千草7093 |
アクセス | 新名神高速道路 菰野ICから下道 →約6分 愛知県 名古屋市から高速道路利用 →約50分 三重県 津市から下道 → 約1時間 滋賀県 大津市から高速利用 → 約1時間 大阪府 大阪市から高速利用 → 約1時間42分 |
利用料 | ソロ 1500円(2022年6月中旬現在) ファミリー 3000円~6000円(利用するサイトによって変わります) |
営業期間 | 通年営業 |
チェックイン・アウト | イン :13:00~ アウト:~翌11:30 |
連絡先 | 059-392-2292 |
ホームページ | 鳥居道山キャンプ場 | 菰野町観光協会 – 三重こもの町 |
*2022年6月現在、予約方法は電話のみです。
管理人さんがとても良い!
管理人さんは爽やかで人当たりの良い、フレンドリーな方でした。
今回ソロで利用させていただいたのですが、
「ソロだと静かにキャンプしたいですよね。本来利用してもらう場所は団体さんが近くてうるさくなるかもしれないから、こちらを使ってください」
と、上の画像のような普段はキャンプで貸さないような場所を貸して頂きました。
こちらの意向を汲んで臨機応変に対応してくれるので、とても満足感のあるキャンプをすることができました!
徒歩でも温泉に行くことができる
キャンプ場の近くには「希望荘」という温泉旅館があります。
歩いて約10分、車であれば約2分で到着できるので、気軽に温泉を楽しむことができます。
しかも旅館へはゴンドラに乗って行くので、菰野町と四日市市の街並みを堪能することもできます。
また徒歩で約16分ほどのところには湯の山の温泉街があり、好きな温泉を選ぶことができます。
御在所ロープウェイに乗って山頂からの景色を堪能することもできるので、キャンプも温泉も、そして景色をも存分に楽しむことができます!
バイクのエンジン音がこだまする
このキャンプ場は、ツーリングの名所である「鈴鹿スカイライン」のそばにあるので、日中は結構な頻度でバイクのエンジン音が辺りにこだまします。
特にフリーサイト・オートサイトはすぐ横が鈴鹿スカイラインなので音量も凄いです。
バイクのエンジン音が騒音だと思う方にとっては、少し嫌なキャンプになるかもしれません。
逆にキャンプツーリングをされる方は、このキャンプ場を拠点にして、存分に鈴鹿スカイラインを楽しみ、そして温泉も楽しむ、ということができるので最高ですね!
設備情報
ゴミは捨てるところがありませんので持ち帰りになります。
また、薪は管理棟で購入可能です。
1束500円で販売されていますよ。
管理棟
管理棟はキャンプ場の中心にあります。
しかし周りにバンガローが多数建っている関係もあって、最初管理棟がどこかわからず混乱しました。
キャンプ場内の道も車1台分の広さなので、Uターンするのもなかなか大変……。
なので、事前にどこに管理棟があるのか把握しておくと楽です。
一番簡単なのは、鈴鹿スカイライン上で「お食事処 北の幸」の看板を曲がってキャンプ場に入る道です。
滋賀方面からの場合は右折、三重方面からの場合は左折です。
上述した「バイクのエンジン音がこだまする」の画像部分を曲がります。
曲がるとこのような小さな橋が現れます。
そのまま道なりに進むと、右手側に出てきますよ。
詳しくは後述の「サイト情報」にもサイト全体画像があるのでご参考ください。
炊事場
古いですが手入れは行き届いていて、気持ち良く利用することができました。
水場としては何の問題もありません。
ただ電気は点灯しなかったので、暗くなってから利用する場合はランタン等を持っていきましょう。
こちらはオートサイト付近にある炊事場です。
というか、鳥居道山キャンプ場のすごいところは、いたるところに蛇口があります!
水場には困りませんよ!
炭捨て場
キャンプ場内は一本道なのですが、その道沿いに点々と炭捨て場のようなものがあります。
管理棟の目の前には上の画像のような炭捨て場があり、許可を頂いてそこに捨てました。
炭がまとまっている箇所には捨てて良いと思いますが、受付の際に確認することをお勧めします。
トイレ
炊事場と同様に、年月を感じる雰囲気がありますが、手入れは行き届いています。
……実はこの鳥居道山キャンプ場の設備を利用していて、非常に感動しました!
結構トイレや炊事場って蜘蛛の巣が張っていることってありませんか?
このキャンプ場、私の見た限り一切無かったんです!
たまたまなのかもしれませんが、蜘蛛が大嫌いな私にとっては、凄くありがたいことでした。
サイト情報
ざっくりと分けてみました。
しかし管理人さんがキャンパーの意向や人数、テントの大きさ等を聞かれて場所の采配している部分が大きいと思います。
実際、利用させていただいた場所はバンガローのエリアでしたが、快適なキャンプを楽しむことができました。
あくまでも参考程度に 笑
フリーサイト
確認したわけではないので少し自信はないのですが、この広いエリアがフリーサイトでしょうか。
バンガロー等を大人数で利用する場合の駐車場として使用される場合もあるかもしれません。
車でのアクセスは狭い道もなく簡単なので良いです。
しかし鈴鹿スカイラインがすぐ側なので車やバイクの音がより気になりそうです。
オートサイト
上述のフリーサイトの先にあります。
実際見た印象だと、設営がしやすそうで良いですね。
大きさは普通くらいの所もあれば広めのところもあったり。
なによりすごいのは、
各サイト毎に水道が設置されていることです。
炊事場とサイトを往復することなく、ある程度その場で解決できてしまいますので、水場周り関係において快適なキャンプをすることができます。
ソロサイト?
管理棟のすぐ近くにあるスペースで、車も近くに停めることのできる、準オートサイトのような場所でした。
目隠しの柵もあって落ち着いたキャンプを堪能できそうです!
ソロサイトとは言っていましたが、混雑具合やキャンパーさんの意向によってやはり変わると思います。
コテージ
3〜4棟連なって立地しています。
それぞれにBBQエリアがあり全て屋根付きなので、雨の日でも安定して利用することができます。
バンガロー
森林の中にポコポコと点在している印象です。
御在所山を登山される方は、こちらを拠点にして様々な登山ルートを楽しむ、というのも一つの方法としてありだと思いますよ。
周辺情報
この項目では、鳥居道山キャンプ場の周辺にある施設や、他のキャンプ場について解説していきます。
なお当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
周辺のみならず、様々なキャンプ場を調べたい方は以下をご覧ください。
八風キャンプ場
鳥居道山キャンプ場から約18分のところにあるキャンプ場です。
名古屋市から高速道路で約1時間と、かなりアクセスが良い!
また場内には川が2本流れており、川遊びに最適!
しかも非常時の浮き輪が常備されているので、安心して子どもたちを遊ばせられます!
ファミリーでの利用にオススメのキャンプ場ですよ!
暑くなってきた時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに冬場はソロ割引もあるので、ソロの方は冬場が狙い目です!
尾高高原キャンプ場
鳥居道山キャンプ場からわずか15分のところにあり、区画整備されて車も横付けすることができるキャンプ場です。
日中は四日市市の町並みを一望でき、夜になると眼下に広がる綺麗な夜景と満天の星空を楽しむことができます。
チェックインできる時間が早く、長い時間滞在することができるので存分にキャンプを楽しむことができますよ。
朝明渓魚苑
若くて好青年な管理人さんによって経営されているキャンプ場です。
鳥居道山キャンプ場からは約15分ほどで訪れることができ、人の手の入りすぎていない自然と澄みきった朝明川を楽しむことができます。
また三重県内で唯一、イワナを釣って自分のキャンプサイトで食べることのできるキャンプ場ですよ。
朝明茶屋キャンプ場
鳥居道山キャンプ場の管理人さんが「師匠」と仰ぐ方が経営されています。
鳥居道山キャンプ場から、約16分の距離にあります。
個人的に。
朝明渓谷にあるキャンプ場の中では、群を抜いて最高なキャンプ場。
この朝明茶屋キャンプ場に敵うキャンプ場は無いと思っています。
朝明ヒュッテキャンプ場
前述の「朝明茶屋キャンプ場」の隣にあるキャンプ場です。
こちらはなんと、直火OK!
一部のサイトには炉が置いてあるので、直火初心者に最適なキャンプ場です!
ただしキャンプサイトに車の乗入れができるところと、そうでないところがありますので、利用される際は注意しておいた方が良いかもしれません。
西山荘
前述の朝明茶屋キャンプ場・朝明ヒュッテキャンプ場から更に、約1分ほど進んだところにあるキャンプ場です。
自然を色濃く残していて、良い意味で整備されすぎていません!
ありのままの自然を楽しむことができます!
またキャンプサイトのすぐそばには無色透明の澄んだ川が流れていて、川遊びはもちろんのこと、小魚を釣ってその場で調理――いただきます、なんてこともできちゃいます!
荷物を運び入れる必要がありますので、宿泊は多少玄人向けですが、ファミリーでのデイキャンプにもうってつけのキャンプ場ですよ!
グリーンランドあさけ
鳥居道山キャンプ場から約11分のところにあるキャンプ場。
アスレチックがあったり川遊びができたりと、ファミリーにオススメ!
ルールがきちんと決められていたり、分別すればゴミを捨てられたりと、初心者キャンパーさんも安心して利用できます。
このキャンプ場の最大の魅力は、各サイトごとに炊事場・炭捨て場があること!
利便性がかなり高いですよ!
かもしかオートキャンプ場
鳥居道山キャンプ場から滋賀県方面へ約26分。
愛知県 名古屋市からだと約1時間20分で到着できます。
徒歩圏内に温泉がある、高規格なキャンプ場です!
川遊びができるほか、花火スペース・ジャグジー・ドッグラン・キャッチボール広場など、遊べる施設がいっぱい!
また無料でアーリーチェックインができるので、滞在時間を長くすることも可能!
キャンプ初心者やファミリーにオススメのキャンプ場ですよ!
FREE AND EASY CAMP RESORT
鳥居道山キャンプ場から約5分!
2022年8月にできたばかりのキャンプリゾート施設です!
炊事場は温水対応、冷暖房完備のトイレ、シャワールームと、かなり高規格!
しかも隣には温泉施設「片岡温泉 アクアイグニス」が併設!
この辺りにはないグランピングも充実しているので、まさにアウトドア初心者にもオススメのキャンプリゾートですよ!
湯の山温泉 希望荘
鳥居道山キャンプ場から歩いて約10分ほどで訪れることができます。
ゴンドラに乗って温泉旅館へ向かったり。
ハンモックで揺られながら海まで見渡せるほどの四日市市の街並みを堪能したり。
温泉に入るまで、そして入った後も存分に楽しむことができます。
また泉質が良くラドンが含有されているので、入浴後はポカポカと気持ち良いですよ。
温泉と四日市の町並みを一望できる景観を楽しみたい方は、こちらを利用しましょう。
アクアイグニス片岡温泉
温泉だけでなくケーキ屋さんや時期によってはイチゴ狩りなど、様々な施設があります。
露天風呂には竹林が広がり、趣ある雰囲気にうっとりしてしまいます。
温泉は成分が強いので、温泉から出た後の「あれ」には時間を奪われます……!
温泉とスイーツを楽しみたい方はこちらを利用しましょう。
湯の山温泉 湯元 グリーンホテル
所在地 | 〒510-1251 三重県 三重郡 菰野町 千草7054-173 |
営業時間 | 日帰り入浴 10:00~18:30 (19:30 退館) なお、定休日は金曜日。 |
利用料 | 【大人(中学生以上)】 平日 800円 土日祝 1,000円 【小人(4歳以上)】 平日 400円 土日祝 500円 |
連絡先 | 059-392-3110 |
ホームページ | 湯の山温泉 湯元 グリーンホテル 【公式ホームページ】 |
全国でも有数の、2種類の源泉から構成される温泉宿です。
2号泉、3号泉、4号泉と複数の温泉があり、それらを用いた4つのお風呂に入ると、身も心もリラックスできること間違いなしです。
特に一番奥にある大露天風呂「なごみの湯」はいつまでも入浴していたくなるほど良いお風呂ですよ!
ちなみに、こちらでは飲める温泉「みどりの源泉水」もありますので、身体の中からリフレッシュすることも可能です!
様々な泉質をの温泉を存分に楽しみたい方は、こちらを利用しましょう。
お食事処 北の幸
キャンプ場に隣接するようにあり、北海道の魚介を楽しむことができます。
地元の方に聞いた話だと、このお店の創業者は北海道出身の方で、料理もかなり美味しいとのこと。
キャンプ終わりに寄ってみてはいかがでしょうか。
鳥居道山キャンプ場 まとめ
管理人さんがこちらの意向を汲んで、サイトの采配をしてくれます。どんなキャンプがしたいのか、予約時に伝えてみましょう。
キャンプ場周辺には多数の温泉施設と御在所ロープウェイがあります。キャンプ・良い景色・温泉と、充実した1日を送ることができます。
鈴鹿スカイラインのそばにあるキャンプ場のため、バイクや車のエンジン音が響きます。
逆に鈴鹿スカイラインを全力で楽しむための、キャンプツーリングでの拠点としては最高です。温泉も楽しめますし!
ゴミは持ち帰り。
管理棟は分かりづらいので、事前把握はしておいた方が良いです。「お食事処 北の幸」の看板を目印にしてキャンプ場に入ると分かりやすいです。
トイレ・炊事場は古くても手入れが行き届いているので綺麗です。
キャンプ場内のいたる所に蛇口があります。特にオートサイトに1つずつ付いているのにはびっくりしました。
バンガローが複数あるので、登山での拠点として利用するのも良いです。ここを拠点にすれば、様々な登山ルートを楽しむことができます。
最後に
ネットにあまり情報の無い、穴場なキャンプ場でした。
特筆すべきなのは、やっぱり管理人さんです。最強すぎる! 笑
木々が紅葉した時期には秋の風情を楽しめるキャンプ場ですので、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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