土曜日や祝日に予約ができないキャンプ場を利用する時、サイトが確保できるか不安になることってありませんか?
今回は大人気のキャンプ場「黄和田キャンプ場」の、週末の混雑具合や、少しでも良い場所を確保するためにどうすれば良いかを解説していきます。
「何時にキャンプ場へ到着したら良いのだろう?」
「せっかく行ったのにキャンプする場所が確保できなかったらどうしよう」
と、不安に思われている方の一助になれば幸いです。
黄和田キャンプ場とは?

三重県いなべ市と滋賀県東近江市を繋ぐ、県道421号線沿いにあるキャンプ場です。
地元の老人会の方々が運営していて、なんとチェックイン・チェックアウト共にフリー!
更には料金設定が車1台1日につき1,000円(1泊2日であれば2日間なので2,000円)という条件のみなので、かなりリーズナブル!
直火OKなうえに、目の前には透明度の高い川が流れていて景観も抜群!
そのためか週末はかなりの人で混み合う、大人気のキャンプ場です。
そんな「黄和田キャンプ場」の設備やサイト、周辺設備の情報については以下でまとめていますので、参考にしていただければと思います。
混雑具合は?

初めて利用する際、「黄和田キャンプ場は実際のところ、どのくらい混んでいるのだろう?」と疑問に思う方も多いと思います。
実際に私自身疑問に思い早めに家を出たのですが、見事に出遅れていました 笑
この項目では黄和田キャンプ場の混雑具合(2021年10月頃の週末の様子)を解説していきます。
早朝でも満員
冒頭に掲載した画像は土曜日の7:00頃の様子です。
1張も設営する隙間が無いくらい、ぎゅうぎゅうで満員状態でした。
皆さん朝食の準備をされていて、キャンプ場での朝を満喫されているご様子。
仕方なく邪魔にならない所に車を停めて様子を伺うも、場所が空きそうな気配は全くありません。
後続車がどんどん場内に入ってきて不安になる中、4時間経った11:00頃にようやく設営を始めることができました。
このように黄和田キャンプ場では、早朝に訪れても設営ができない可能性があります。
前日から場所取りをしている人も
チェックインの時間がフリーなため、中には金曜日の夜に訪れて場所を確保する方もいます。
料金は翌朝に管理棟で支払えば良いので、気兼ねなく前日から入ることができてしまうんです。
そんな中、厄介なのがグルキャンの方。
メンバーの何人かが金曜日の夜に場所を取り、翌日の土曜日に遅れて残りのメンバーが合流する、といった手法も多数見受けられました。
場所が空いてもすぐに埋まる
今回利用した時は10:00頃からぽつぽつとサイトの空きが出始めていました。
しかしその時間には既に空き待ちのキャンパーさんが大量に待機しているため、空いた瞬間にその場所を押さえられてしまう、ということが頻繁に起こっていました。
区画整備されたキャンプ場ではチェックイン順で場所を決められるところもありますが、黄和田キャンプ場では入場した順番なんて関係ありません。
早い者勝ち、取った者勝ちです。
入場制限がかかることも
昼の12:00頃、設営を終えて管理棟に薪を買いに行った時。
管理人さんが、
「今日はもう65台も入場しとるで入れへんよ」
と、入口で新規キャンパーさん達の入場を断っていました。
それからしばらく様子を見ていると、次から次へと車が現れては入場を断られ去っていく。
中には大阪ナンバーの方もいて、「せっかくここまできたのに……」と落ち込んで帰る姿に同情の念を抱きました……。
設営待ちの時に入場具合を見ていて思ったのは、11:00の受付でギリギリ。
12:00では遅くて、入場制限がかかっているようでした。
確実にサイトを確保するために

前項では混雑具合やその要因について解説しました。
ここからはそんな状況の中で、より確実にサイトを確保する方法を解説していきます。
なお、時期や季節によって混雑具合が変わるのはもちろんのこと、あくまでも体験談なので必ず利用できる保証はないという点にご理解いただければと思います。
早めの行動を
そもそも入場できなければ意味がありません。
前述のように、12:00には既に入場制限がかかっていましたので、それよりも早く到着する方が良いでしょう。
「12:00より早くって、じゃあ何時ごろが良いの?」
と思われた方もいるかもしれません。
実際に様子を見た感じだと、7:00~8:00頃がベストな時間ではないかと思います。
5:00~6:00だとまだ休まれているキャンパーさんがたくさんいるので迷惑になります。
かといって9:00や10:00になってくると、既に撤収待ちの人で場内が混雑します。
なので、7:00~8:00の間に到着し、どの場所が空きそうかの目星をつけておいて、その付近に駐車しておくとスムーズですよ。
注意点として、前日から設営されている方の中には、2泊3日でキャンプを楽しむ方もいます。
「撤収待ちをしていたのに、実はその人は帰らずそのまま2泊3日の利用だった」
なんてことにならないよう、注意して撤収する人かどうかを見極めましょう。
車は無暗に動かさない
これまで解説してきたように、黄和田キャンプ場には次から次へと新規キャンパーさんが入場してきます。
せっかく良さそうな場所を見つけて付近に駐車していても、
「ちょっと奥の方の様子を見てこようかな」
と思って車を移動させてしまうと、あっという間に別の車に駐車されてしまうことも。
そうなると駐車場所に困るだけでなく、最悪の場合目星の付け直しをせざるを得なくなるかもしれません。
そのため他の場所が気になる場合でも車は無暗に動かさず、徒歩で様子を見に行くことをお勧めしますよ。
余談ですが、黄和田キャンプ場の入口から入ってずっと奥に進むと林間サイトになります。
この林間サイトの一番奥は行き止まりで、混雑しているとUターンをするスペースがないので絶望します。
更には後続車が来て身動き不可能になってしまい、どうしようもなくなる……なんてことも。
このように非常に困ってしまう状況も十分にあり得ますので、なるべく林間サイトに入る前の開けたスペースに駐車して、歩いて様子を見に行った方が無難ですよ。
予約交渉しよう
例えば自分が設営したい場所があるとして、他にも同じ場所を狙っている人がいるかもしれません。
少し目を離した隙にその場所が空き、先に取られてしまったら最悪ですよね。
なので、その場所を現在使用されているキャンパーさんに予約交渉をしておくと、よりスムーズに場所を確保することができます。
ここで大切なのは、あくまでも相手はキャンプ中である、ということ。
もし自分がキャンプを楽しんでいる最中に、
「撤収したらこの場所もらってもいいですか?」
と、まるで撤収を催促されているようなことを言われたら嫌ですよね。
それは皆さん同じだと思います。
急かされていると感じられることのないように、最大限の配慮をしてお願いをしましょう。
お願いをするタイミングも、キャンプを楽しんでいる最中ではなく、撤収をし始めたくらいにしてみると良いかもしれませんね。
あえて15:00頃に到着する
朝、私が黄和田キャンプ場に到着した時。
管理人さんに、
「みなさん何時ごろ帰られていますか?」
と尋ねたところ、
「だいたい15:00くらいかなぁ」
と回答を頂きました。
実際にこの時間帯になると空いた場所があったので驚きました 笑
前述の「混雑具合は?」の項目で「12:00頃には入場制限がかかった」と解説しました。
確かにお昼以降、新規で入場されるキャンパーさんは全くいなくなりました。
ですが15:00頃になるとキャンパーさんが撤収して空き始める場所もあるんです!
あえてこの時間帯を狙って黄和田キャンプ場に到着してみるのもアリかもしれません。
ですがこの方法は何といってもリスクが大きい……!
もし到着して空いていなければ今後場所が空く可能性は低く、そのまま帰宅するという選択肢しか残りません。
「どうしてもキャンプがしたいけれど、お昼以降しか到着できない!」
という方は試してみても良い方法かもしれません。
前日から確保しよう
黄和田キャンプ場から遠い場所にお住まいの方には少し難しい方法ですが、前日から訪れて2泊3日にしてしまう、という手もあります。
混雑具合についての項目でも少し触れていますが、黄和田キャンプ場にはチェックイン時間の制限はありません。
例えば仕事終わりにすぐ出発して、19:00や20:00頃に到着できるようであれば、周りのキャンパーさんにそこまで迷惑を掛けることなく設営ができるのではないか、と思います。
ただ、暗闇の中での設営は非常に苦戦します。
実際に何度か夜に設営をしましたが、暗くて作業効率が悪く、設営が完了するまでに普段の倍の時間がかかりました。
ランタンで手元を照らしながら……なんてことはほぼ不可能なので、夜に設営する場合はヘッドライトが必需品です。
仕事終わりで疲れているうえに暗闇の中で設営するのは非常に大変かもしれませんが、翌日の場所取りにかかる時間が省略できるうえ、翌朝はゆったりと過ごせますのでメリットが大きいですよ。
忘れてはならないのが、前日の夜から設営した場合は朝に必ず管理棟に申し出て、自分の宿泊日数分の料金を支払いましょう。
何時から駐在しているのかは不明ですが、朝7:00の時点で管理人さんはいらっしゃいましたよ。
まとめ
黄和田キャンプ場は大人気のキャンプ場なため、土日や祝日に利用される際はかなりの混雑が予想されます。
当日に設営をされる場合はだいたい7:00~8:00の到着をめどに出発してみてはいかがでしょうか。
それより早いと前日から利用されているキャンパーさんに迷惑ですし、かといって遅すぎると撤収待ちの新規キャンパーさんだらけになってしまいますよ。
特に遅く到着すると最悪の場合、入場制限で利用することができない場合も……。
到着した際に場所が空いていれば設営!
なければ空きそうな場所を探して付近に駐車し、撤収を待ちましょう。
前日から利用されている方に最大限の配慮をして、予約交渉をしてみるのも良いかもしれませんね。
あるいはいっそのこと前日の夜から利用して、2泊3日のキャンプにしてみても!
その際は翌朝にチェックインの手続きが必要ですよ。
「前日は忙しいし、キャンプしたい当日もお昼以降にしか到着できない」という方であれば、15:00頃の到着をお勧めします。
この時間帯から撤収する方もいらっしゃいました。
ですが空いていなければそのまま帰宅する……という覚悟も……。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は大人気のキャンプ場「黄和田キャンプ場」で、キャンプサイトをより確実に確保する方法を解説させていただきました。
チェックイン・チェックアウトフリーのキャンプ場だと、どうしても場所の確保ができない不安が付きまといますよね。
そんな不安をこの記事で少しでも和らげることができれば幸いです。
それでは。
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