【ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場】設備の手入れが行き届いた、気持ちの良い棚田式キャンプ場!

キャンプ
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この時期になってくると、営業を終えるキャンプ場も出てきますね。

寂しい限りです。

今回は三重県津市美杉町にあるキャンプ場の、ファイナルイベントに参加してきました。

キャンプ場の情報とファイナルイベントについてもまとめていきますよ。

 

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基本情報

名称ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場
所在地〒515-3203
 三重県津市美杉町下之川2820-2
アクセス伊勢自動車道 久居ICから
 → 約50分

名古屋市から高速利用
 → 約2時間
利用料Aサイト 5,200円
Bサイト 4,700円
営業期間4月1日~10月31日

11月1日~3月20日9時までは電話の問い合わせ・予約は不可。
詳しくは管理人さんのFacebookで。
チェックイン・アウトイン :13:00~
アウト:~翌12:00
連絡先059-276-0589
070-1661-1394(管理人携帯番号)
なお当日予約は不可。
ホームページヒストリーパーク塚原オートキャンプ場
*2020年10月時点での情報になります。

 

道中、道が狭かった!

ナビのデータが古いのか、それとも最短ルートで検索するからなのかは分かりませんが、とにかく狭い道に案内されました 笑

車1台で通るのがやっとな道です。

なにこれ、本当に道あってるの!? と思わず口に出てしまうほど不安になります。

車が停められそうな場所を見つけて調べてみると……ホームページはしっかりと見ないとだめですね。

きちんと書いてありました。

「伊勢道・久居ICから165号へ。県道15号で美杉町へ入り、県道29号を左折し、君ヶ野ダムを越え――」

県道15号へは久居ICを降りてすぐにアクセスすることができます。

そのままひたすらずっと道なりに行くと、美杉町に入ります。

県道15号と県道29号は画像の「竹原特産物うりば」さんの所で合流します。

久居ICからのルートだと北側から来るので、左折します。

すると君ヶ野ダムが見えるので、あとは道なり、看板に従って。

このルートだと快適にキャンプ場まで行くことができますよ。

ナビに任せきりにせず、しっかり自分で調べておくことも大事だなぁ、としみじみ思いました。

ちなみに、バイクだと今回私の通った道は最高です!

一志美杉線の国道43号で調べてみてください。

 

最終営業日にはイベントがある

このキャンプ場の特徴として、10月の最後の土日に、ファイナルイベントを開催し、その年の営業を終了するというものがあります。

まとめていきますが、こちらの情報は2020年10月に開催されたファイナルイベントの内容になります。

今後のイベント内容についてはこの通りではない可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

 

①利用料割引

最終日のイベント限定で、利用料が特別価格になっていました。

Aサイト 5200円 → 3600

Bサイト 4700円 → 3350

なお、こちらの金額はサイトごとの料金なので、例えば普通の大きさのサイトに2つのソロテントを立てても、金額は変わりません。

ただし、2家族合同でキャンプできるような大きいサイトを借りる場合は、各家族毎にそれぞれ料金が掛かりますのでご注意下さい。

……それでも高規格サイトを借りる値段としては破格ですね!

 

②スウェーデントーチのプレゼント

各サイト毎に「きこりのロウソク」を1本ずつもらうことができました。

これがまたでかい!

ちょっとコップを置きたい時とか、すごく便利でした 笑

どうやって燃やそうかと悩みましたが、直火禁止なので無理矢理焚火台に乗せて燃やしました 笑

 

③チェックイン・アウトの延長

料金割引に加えて、なんと滞在時間も大幅に伸びています!

イン    13:00〜 → 11:00〜

アウト 〜翌12:00 → 〜翌16:00

1日以上も滞在することができます!

何よりも撤収をかなりゆっくりとすることができたので、非常に快適でした!

 

④様々な出店

木工体験ができるブースがあったり、

地元の農家の方の新鮮な野菜の販売もあったりします。

ちなみに、チェックイン時にチケットを1枚いただけて、15時〜地元野菜のプレゼント会もありました。

プレゼントといっても、早い者勝ちなので注意! 笑
(野菜プレゼントは常設で開催しているみたいです)

他にも「キッチンカーシカヤマ」による鹿肉料理の販売や、「あじよし農園」による焼き芋の販売もありましたよ。

 

⑤魚釣り

1人500円でニジマスの釣り放題!

ただし竿・仕掛け・餌は持参で、なおかつ餌釣りのみ。

釣って捌いて塩焼きにするぞー! っと意気込んでいたんですが、今回は中止になってしまいました。

冷水病にかかったので、全量処分してしまったそうです。

次回の開催に期待です!

 

⑥テントサイト装飾コンテスト

ファイナルイベントに参加したキャンパーが各エリア毎に分けられ、どのサイトが一番装飾が良かったかを決めるコンテストがあります。

チェックイン時にシールを渡され、それをボードに貼ることで投票します。

……コンテストするのは良いですが、志願制にしてもらえると良いなぁ。

夜にちょこちょこ見て回る人も多かったので、少し居心地が悪く感じた時がありました。

 

川遊びを楽しむことができる

キャンプ場の横には川が流れていて、簡単にアクセスすることができます。

管理棟の後ろ側には、川への階段がありますよ。

ただし階段を降りた先には大きな石がゴロゴロしていて、子供が遊ぶには少し遊びづらいかなぁと思います。

川はそのまま下流へ続いていて、画像の吊り橋の向こう側は、

川にアクセスしやすい形状になっています。

川遊びをするなら、こちらの「吊り橋を越えた辺り」の方が、上述の場所よりも楽しいかもしれません。

現に、寒い中ですがこちらで遊んでいる子供たちもいましたよ。

ちなみに管理人さんに相談すると、キャンプ場外のお勧め場所を教えてくれるみたいですよ。

 

設備情報

このキャンプ場の主要な設備は全て「管理棟」の周りに集まっています。

非常に分かりやすくて、利用しやすかったですよ。

必要な設備は全て手入れが行き届いているので、本当に快適です。

設備の詳しい場所は「サイト情報」の項目にマップがあるので、後ほどそちらをご覧ください。

 

管理棟

キャンプ場の中心にあり、中に入って受付をします。

管理棟内では水やジュース、ビール、ジビエ燻製肉等の物販もあります。

ちなみに、管理棟の隣には大量の薪が。

1束300円とお安いです!

しかし針葉樹なので、燃えるスピードは比較的早かったです。

広葉樹は600円で販売されていました。

 

炊事場

管理棟の裏にあります。

手入れが行き届いていて、清潔。気持ち良く利用することができました。

特にすごいのがこれ!!

洗剤が常備されていて、なおかつスポンジが綺麗!

置きっぱなしのスポンジとかだと使えたものじゃないので、これは本当にありがたいです。

 

灰捨て場

灰捨て場は炊事場に併設されています。

火ばさみも置いてあるので、灰の捨てやすさは抜群!

缶の中へ捨てましょう。

ちなみに灰捨て場の隣には焚火台を洗うことのできる水場もありますよ。

……中腰で洗うことになるので、なかなか腰にキます 笑

 

トイレ

トイレは広くて綺麗、清潔でした。

鏡までピカピカです!

おまけにトイレ特有の、あの特徴的な臭いも一切しません!

しかしトイレはこの場所にしかないため、Aサイトの奥の方を借りたキャンパーさんは、少し不便かもしれません。

 

シャワー&ランドリー

管理棟の裏にあります。

シャワーは男女合わせて4か所あって、5分で100円です。

またコインランドリーは2台あり、1回の利用ごとに200円かかります。

 

流しそうめん

管理棟から階段を降りたところにあります。

場所代として1人100円かかるようですが、利用されている雰囲気は感じませんでした。

 

公園

管理棟からキャンプ場入口へ下っていくと、途中に公園があります。

ロープに囲われた遊具は今後撤去予定のものらしいです。

ブランコやターザンロープもあります。

散策した時には、木と木の間をゴールにして、サッカーで遊んでいる子たちもいましたよ。

子供が車道へ簡単にアクセスできてしまうので、飛び出しが少し怖いかな、と思いました。

 

釣り堀池

キャンプ場内の一番奥にあります。

本来ならここで魚釣り等を楽しめるみたいですが、今回は冷水病により、魚はいませんでした。

来年度に期待です!

 

屋外バーベキュー

3時間2000円で借りることができます。

吊り橋を渡った先にあるのですが、前述の「流しそうめん」と同様、使われている雰囲気を感じませんでした。

 

東屋バーベキュー

こちらは3時間3000円で借りることができます。

屋外バーベキューと比べるとこちらは綺麗です。

公園に併設するように配置してあります。

バーベキューで利用する際は、こちらがメインになりそうですね。

 

サイト情報

2020年4月現在で、

Aサイト 30区画
Bサイト 17区画

合計すると47区画あります。

全体像としては、緩やかな斜面に作られたキャンプ場で、画像の下の方から順々に棚田のような形で区画が作られています。

人によっては、隣サイトとの距離が近いと感じてしまうかもしれません。

ちなみに、サイトの詳しい様子はキャンプ場ホームページの「キャンプサイトマップ」にて、画像で確認することができますよ。

 

Aサイト

キャンプ場の中心道の両サイドに展開される区画サイトです。

ほとんどが芝生サイトで、このAサイトには電源が付いています。

電源が必要な方は、電話予約の際にお伝えいただくとスムーズかと思います。

実際のAC電源です。

コンセントを差せるのは1つだけなので、複数の差し口のある延長コードがあると便利です。

ちなみにAサイトの奥には、ひっそりと階段があります。

登っていくと、

広場が現れます。

サイト全体を見渡せるかというとそうでもないんですが、なんだか秘密基地感があって面白いです 笑

ここでカブトムシとかが獲れるのでしょうか?

この階段、かなり急なので降りる時は慎重にいかないとバランスを崩します。

もし行かれる際はご注意ください。

 

Bサイト

Bサイトは林間サイトです。

Aサイトと同様に棚田のような構成になっていますが、こちらには電源は付いていません。

サイトはほとんど土です。

前日に大雨が降りましたが特に気にもならなかったので、水捌けは良さそうです。

サイトの奥には沢があります。

気軽にアクセスできるので、飲み物を冷やしたり、生き物採取を楽しむこともできます。

少し散策するだけで、サワガニを発見しました。

知り合いのキャンパーさんによると、夏場はもっとたくさん生息しているみたいです。

子供たちと採取して楽しむのもよし、あるいは食べても……よし! ですよ!

 

周辺情報

周辺には買い出しに行けそうなスーパーは見当たりませんでした。

久居ICを降りた周辺等、できるだけ早い段階で買い出しを済ませておくことをお勧めします。

 

津市下之川住民交流センター

キャンプ場から車で、わずか5分の距離にある温泉。

14時〜21時の間に利用することができ、入浴料は300円

6〜12歳、65歳〜の方は半額になります。

シャンプーがリンスインなのと、洗い場が4つしかないこと、内湯のみなのが少し残念です。

しかし泉質はぬるぬるすべすべで、さらにお湯が柔らかいので、優しく包まれているかのような気持ちの良いものでした。

詳しくは津市ホームページにあります。

 

火の谷温泉 美杉リゾート

キャンプ場から約30分の位置にあります。

日帰り入浴は11:00〜21:00の間に利用できます(新型コロナウイルスの影響により、2021年3月現在、最終入浴受付時間が14:00となっています)。

料金は大人1000円、中高生800円、3歳〜小人300円と、少しお高め。

しかし2020年3月にリニューアルした大浴場のヒノキ風呂や、本物のビールを入れる「ビール風呂」など、その金額に見合いそうなお洒落な温泉です。

詳しくはこちらでご確認ください。

 

君ヶ野ダム

ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場のホームページにあるルートを通行する際に湖とダムの側を通ります。

ダムの迫力や、山々の景色等を楽しむことができます。

春には満開の桜で色付く山を見ることもできますよ!

時間に余裕がある方は、一度寄ってみても良いかもしれませんね。

ダムについて詳しくはこちらへ。

 

スカイランドおおぼら

ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場から約37分のところにあるキャンプ場です。

キャンプ場から見える景色は、ずっと先まで続く山々と澄み渡った青空!

予約して利用できる天体望遠鏡で、夜は星空観察!

三重県内の他のキャンプ場とは一味違ったキャンプを楽しめます。

そして何よりも薪が安い!

相場の半額くらいで購入することができるんです!

是非とも利用したい、穴場なキャンプ場ですよ!

 

清流の里ぬくみ

ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場から約20分の距離にあるキャンプ場です!

なんと6月下旬~7月中旬頃には、ホタルを鑑賞することができます!

満天の星空の下、清流にたゆたうホタルの光……最高じゃないですか!?

しかもこのキャンプ場は薪割り放題!

薪調達協力金という協力金制度はあるものの、他のキャンプ場に比べて圧倒的に薪代を節約できます。

ただ、森の中ならではの注意点もありますよ。

 

青山高原 保健休養地

ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場から約45分の所にある、まさに避暑キャンプに最適なキャンプ場です。

夏場にはプールが解放されたり、通年でテニスコートをレンタルできたりなど、キャンプ以外で楽しめる要素もたくさん!

ファミリーでのキャンプにオススメですよ!

また、利用するキャンプエリアによって景観が全く違います。

利用するなら絶対に確保したいエリアがありますよ!

 

ヒストリーパーク塚原オートキャンプ場 まとめ

キャンプ場への道は、下調べせずに行くと車一台しか通れないような狭い道を選択してしまうかもしれません。ホームページの案内に沿うと快適にたどり着くことができます。

しかしその狭い道はバイクにとっては最適! 一志美杉線の国道43号です。

サイト利用料は人数ではなく、「1サイト毎にいくら」計算なので、友達同士で利用すると1人あたりの出費が抑えられます。

ただし2家族で大きなサイトを借りる場合等だと、それぞれに料金がかかるので注意。

川遊びはキャンプ場内にある吊り橋よりも下流の方が遊びやすそうです。また管理人さんに相談するとキャンプ場外のお勧めスポットを教えてくれるみたいです。

主要な設備は全て管理棟の周りに集まっています。しかも手入れが行き届いていて清潔なので、気持ち良く利用することができます。

特に炊事場には洗剤、キレイキレイ、そして綺麗なスポンジが常備されていることには感動しました。

管理棟内には様々な物販があります。また薪は針葉樹300円、広葉樹600円です。

サイトの全体像としては、棚田のようにサイトが並んでいるイメージです。

サイトはAサイトとBサイトの2つ。Aサイトのほとんどが芝生サイトで、電源が付いています。コンセントを差せるのは1つだけ。延長コードで拡張すると使い易いです。

Bサイトは林間サイトで、地面はほとんど土です。水はけは良さそう。

ただし電源はBサイトには付いていません。

Bサイトの裏には沢があり、サワガニが生息しています。特に夏場はたくさん見つけることができるので、お子さんにとって貴重な体験になること間違いなしです。

残念なことに、キャンプ場周辺には買い出しに利用できそうなスーパーは見当たりません。高速道路を降りた周辺や道中で目についたスーパー等を利用し、早い段階で済ませておく方が良いです。

車で5分の位置に300円で利用できる温泉があります。

 

最後に

今回はキャンプ場のファイナルイベントということで、長い期間キャンプを楽しむことができました。

個人的に特に良かったのは、地元農家さんの野菜を堪能できたことです。

その場で見て買って、どうやって調理しようか悩んだりすることも、キャンプの1つの醍醐味だな、と思います。

農家さんめちゃ良い人だし、もちろん野菜も美味しかったし!

春になったらまた行きたいキャンプ場でした。

それでは。

 

当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。

その他のキャンプ場については以下をご覧ください。

 

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