きのです。
夏の岐阜と言えば……鍾乳洞!
涼みながら神秘的な洞窟探検ができるなんて最高ですよね!
今回は「アスク山王」で初のコテージ体験をする傍ら、飛騨高山観光ということでこの「飛騨大鍾乳洞」に寄ってきました。
ちなみにアスク山王について知りたい方はこちらから。
今回も長い記事になりますので、飛騨大鍾乳洞の過度なネタバレを避けたい方やさくっと読みたい方は目次からまとめに飛んでいただくことをおすすめします。
それではさっそくまとめていきます。
基本情報

名称 | 飛騨大鍾乳洞 |
所在地 | 〒506-2256 岐阜県 高山市 丹生川町 日面1147 |
アクセス | 岐阜県高山市内から →約20分 岐阜県岐阜市から高速利用 →約2時間15分 愛知県名古屋市から高速利用 →約2時間20分 |
利用料 | 大人(高校以上) 1100円 小人(小・中学生) 550円 *20名以上の場合は-200円 *クレジット・電子マネーOK |
営業時間 | 通年営業 4月~10月 8:00~17:00 11月~3月 9:00~16:00 |
連絡先 | 0577-79-2211 |
ホームページ | 飛騨大鍾乳洞&大橋コレクション館 |
到着~鍾乳洞入口

昼下がり。飛騨大鍾乳洞に到着して駐車場に車を停めます。
到着前は駐車料金とか取られるんだろうなー、とかほんのり考えていたんですが、全然そんなことはなかったです。
駐車料金が無料なのは地味に嬉しい 笑
さあ涼むよー! とわくわくしながら車を降りると、周りにはお土産屋さんやお食事処が立ち並びます。
……もう既にお昼ご飯を食べてしまったので、今回はスルー!
これだけお店があるなら、次に観光する際はこちらでご飯をいただこうと思います。

駐車場から階段を登ると、目の前に大きな鍋が現れます。
調べてみると、どうやら「飛騨にゅうかわ宿儺まつり」が開催される時に、この巨大な鍋で味噌鍋を作り、観光客にふるまわれるそうです。
きっと大迫力なんだろうなぁ。
この「飛騨にゅうかわ宿儺まつり」は毎年11月3日に開催されるようです。
時期は夏から外れますが、興味がある方はお祭りに参加してみても良いかもしれませんね。

日差しが強く汗が噴き出るくらい暑いので入場券売り場に駆け込み、大人1人1100円を支払います。
ちなみにクレジット・電子マネーも使えます。
引き換えにチケットを頂き、そのまま順路を進もうとすると、鍾乳洞内の気温が……11度!
スマホで気温を調べてみると33度……なんと鍾乳洞内は3分の1の気温なんですね!
ただひたすら暑かったので、期待が高まります。

飛騨大鍾乳洞の発見者「大橋 外吉」氏が集めた美術品・装飾品が展示される「大橋コレクション館」が見学自由だったので立ち寄って、飛騨大鍾乳洞の入り口へと向かいます。
ちなみに撮影は禁止でしたので、外観を載せておきました 笑

通路を渡っていくと、

看板が現れて、飛騨大鍾乳洞の入り口に到着しました!
既に感じるひんやりとした冷気に癒されつつ、いざ突入!
飛騨大鍾乳洞

飛騨大鍾乳洞内は第1洞、第2洞、第3洞と分けられていて、第1洞・第2洞の終わりには、途中出口が用意されています。
奥に進むにつれて道が狭く、また階段や坂道が多くなるので不安な方は途中離脱も可能です。
それではそれぞれの様子をまとめていきます。
……ハイシーズンで人が多かったのと、あまり上手く写真が撮れていなかったため、主要なところの写真が少ないです……あらかじめご了承くださいっ!
第1洞

ひんやりとする鍾乳洞内には、様々な学名を付けられた鍾乳石が次々と現れます。



七福神にちなんだものもありました。
蒼くライトアップされていて、とても幻想的に見えました。



なかなか青味が強い部分もありましたが雰囲気は最高で、キョロキョロしながら進みました 笑
写真にはありませんが、この第1洞には「龍宮の夜景」や「洞窟低温貯蔵庫」があり、こちらも大変興味深いものでしたよ。
特に「洞窟低温貯蔵庫」はいきなり酒屋さんが現れた!? と驚くくらい普通に出てくるので、なんだか面白かったです 笑
第2洞

あっという間に第2洞です。
いやあ。
ここまで来る間に、だいぶと水滴の不意打ちを喰らいました 笑
変な声出ちゃわないように、鍾乳石から垂れる水滴を警戒しておかないと! 笑

さてさて。第2洞の始まりはこの2つです。国会議事堂とテンガロンハット。
ここまで見学してきて思ったのが、この鍾乳石を見て国会議事堂とか、テンガロンハットとか思い浮かぶなんてすごいなぁ、ということです 笑
命名された方は、すごく感受性豊かな方だったんだろうなぁ……。

狭くてカラフルな人工トンネル(愛深スポット。写真は残念ながらありません)を通ると、うどの栽培についての案内書きが現れます。

王冠型の鍾乳石があって、

大石柱という柱のようなものもあります。

割れ目の先にはフローストーンで表現されたナイヤガラの滝があります。
人気スポットで、多くの人が立ち止まっていました。
画像だと小さくて見にくいのですが、実物を見ると綺麗で思わず見惚れてしまいました。
第3洞

続いて第3洞です。
ここまで来ると道が狭くなってきたり、坂道になったりしてきました。
観光に来られた方の中にはワンちゃんを連れた方もみえたのですが、薄暗くて少し危険になってきますので、抱っこしてあげた方が良いのかもしれません。

途中、小さな横穴の中には宇宙の滝と命名された不思議な空間があったり、

鉄筋で補強された階段を登ると、



第1洞・第2洞よりも迫力のある鍾乳石が目の前に現れます。

そしてそのまま先に進み、飛騨大鍾乳洞の最後は天を見上げます。
天降石と命名された、まるで石の空とも思えるような光景が広がります。
たっぷり堪能して出口に向かうと、

出口の前には子宝神社が建っています。
お参りされる方はしていただいて、飛騨大鍾乳洞での探索は終わりになります。
飛騨大鍾乳洞の観光を終えた際に気づいたのですが……暑かった!
いや、外はもちろん暑いのですが、普通に鍾乳洞内でも汗をかいていました。
興奮しながら坂道や階段を登っていたせいかもしれません。
鍾乳洞内の気温が11度とはいえ、動けば暑くなるのでゆっくりと見て回ったり、最後にクールダウンしてから外に出るようにすると、より快適に涼めそうです。
飛騨大鍾乳洞を堪能した後

洞窟から出た後はひたすら入口まで戻るのですが、その道のりも楽しいものでした。
ここからは洞窟を出てから入口まで戻るまでのことをまとめていきます。
洞窟から出ると、そこは山の上でした

飛騨大鍾乳洞の出口から出ると、お土産屋に直通します。そこには様々な天然石が置いてあります。
お土産屋から出ると、上記のような景色が窓越しに広がりました。
自然豊かで良い景色!
鍾乳洞が終わり少ししょんぼりしていましたが、気分が一気に晴れやかになりました 笑
早速自然を楽しみながら下っていきます。

駐車場まで5分!
たいぶ上まで登ってきたんですねぇ。
そりゃ鍾乳洞の中でも汗をかくわけだ 笑


駐車場への道は山道を歩くわけではなくて、専用の整備された通路があります。
楽に降りられます。

途中、謎のカエルと遭遇したり、

ひたすら降りていくと、

七福神の登場です。
見守られながら下りてくと遂に!
中腹のお土産屋さんに到着です。
中腹のお土産屋兼休憩処

ここまで降りてくる中で、やっぱり汗だくになっちゃいました。
そんな中発見してしまった、お土産屋さんの店頭にあったコレ。
喉も乾いてきている中、すごく美味しそうに見えるんですよね 笑
きゅうり1本、きゅうりの浅漬け2本、トマト1個でそれぞれ100円!
……買っちゃいました。

トマト!
トマトの丸かじりなんて初めての経験ですが思い切っていきます!
じぇが横で「うわぁ~……」って顔してるけど気にしません 笑
近くにあった木陰のテーブルでかぶりつきます。
…………めっちゃ甘い!
なにこれ本当にトマト今まで食べてたのはなんだったのキンキンに冷えてて更に美味しいし喉乾いている中この瑞々しさは格別だしああもう最っ高!
……めちゃくちゃ美味しかったです!
飛騨高山のトマトってなぜこうも甘いんでしょう。
すっかり虜になってしまいました。

トマトを食べた後、やっぱり両手が果汁でベタベタになっちゃいました。
しかしお土産屋さんの目の前には手洗い処が!
キンキンに冷えててすっごく気持ちが良いです。
絶品トマトを堪能して、キンキンの清水で涼んで。
もう最高です。

そこからは再び下りて。

下りて。

更に下りていって、ようやく入口のある広場に到着です!
入口に戻ってきた! お土産処と池と恋人の聖地

入り口の広場まで戻って来ると、またまたお土産屋さん。
品数は中腹よりも多く、飛騨大鍾乳洞内で低温貯蔵されたお酒(確か日本酒とワインだったかな……)も売っていました。
他にも工芸品や天然石もある中、100円のエサ袋に目が止まります。

お土産屋さんのすぐそばに綺麗な池? があって、沢山のイワナやニジマスが泳いでいます。
どうやらお土産屋さんにあるエサ袋は、彼らにあげるものみたいですね。
購入。そして一粒投入!

一粒のエサの大規模争奪戦が勃発!
なかなかこれ、楽しいです 笑

池の雰囲気も良い感じですし、鍾乳洞を出た後も存分に楽しむことができました。

ちなみに池の横には恋人の聖地のシンボルが建っています。
愛を深めたいカップルさんたちは、ぜひ鐘を鳴らしてみてはいかがでしょうか。
周辺情報
飛騨高山ドライブステーション板蔵

ふらっと寄ったこの土産処、侮れません……!
豊富な品揃えの中に朝採れのトウモロコシがあって、なんと糖度13度!
滅茶苦茶甘くて美味しかったです!
他にも板蔵ラーメンが有名みたいで、その製作工場の見学もできるみたいですよ。
高山市〜飛騨大鍾乳洞の道沿いにあるので、必ず寄りたいスポットですよ!
飛騨高山 宮川朝市

高山市内の宮川沿いで開かれる朝市。
高山近辺でキャンプ等をする際は、是非寄りたいポイントです。
この朝市では地産の新鮮な野菜や木工等が露天形式で販売されています。
私たちが寄った際には、トウモロコシやトマト、ナス、甘長唐辛子等々が並んでいました。
特にナスは普通のものと小ナス(人差し指第二関節くらいの超ミニサイズ)のものとありましたよ。
……更に、トマトはすごかったです……甘味が強くて驚きました。
美女高原キャンプ場

飛騨大鍾乳洞から約30分のキャンプ場。
自分の好きなところに車を停め、好きなところにテントを張ることができます。
近くには美女ヶ池があり、アヒルボートや水芭蕉を楽しむことができるので、散策好きの方におすすめですよ。
自家源泉 臥龍の湯 臥龍の郷

こちらも美女高原キャンプ場と同様に、約30分で到着できる温泉旅館です。
古いながらの綺麗に手入れされていて、気持ち良く利用することができましたよ。
霊山位山の清流を引き込んだ水風呂がすごい!
パイプからちょろちょろと出ていて、なんと飲むことも可能なんです!
シャンプー・リンスが別々で、しかも馬油と炭が配合されている良質なものでしたよ。
飛騨大鍾乳洞 まとめ
駐車料金は無料。
「飛騨にゅうかわ宿儺まつり」が毎年11月3日に開催。巨大な鍋で作られた味噌鍋がふるまわれます。
入場料は現金だけでなく、クレジットや電子マネーも使えます。
鍾乳洞内は奥に進むにつれて道が狭く、また階段や坂道が多くなるので、不安な方は途中離脱も可能です。
具体的には、第1洞・第2洞の終わりにそれぞれあります。
天井の鍾乳石から垂れる水滴には注意! 下手すると変な声出ちゃいます。
ワンちゃんを連れて入ることも可能。
しかし第3洞は狭くて薄暗くて、傾斜や階段も多く少し危険になってきますので、抱っこしてあげた方が良いのかもしれません。
鍾乳洞内は涼しいとはいえ、傾斜や階段の関係で普通に汗をかきます。
そのまま外に出ると凄まじく暑いので、ゆっくり歩くかクールダウンしてから外に出たほうが良いかもしれません。
帰路の途中にはお土産屋と休憩処があります。手洗い処もあるので、トマトやきゅうりを頬張りながら木陰で涼むのも良さそうです。
入り口に戻って。池にはイワナやニジマス。すぐ近くのお土産屋さんに餌が100円で売っています。餌争奪大戦争を勃発させたい方は是非。
その池の横には恋人の聖地のシンボルである鐘があります。カップルで鍾乳洞……めちゃ良いですよねー。
最後に
流石に有名なスポットなだけあって、観光客が多かったです。
今度は観光客が少ない時期に、ゆっくりとみて回りたいなぁ。
あれだけ大きな鍾乳石……随分と年月をかけて育ってきたんだと思うと、地球の長い長い歴史を感じます。
飛騨高山観光ではもちろんのこと、キャンプのついでに寄るのもすごくおすすめですよ。
それでは。
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