きのです。
飛騨高山でキャンプをした際本当に迷ったのが「温泉、どこに行こうか?」ということでした。
キャンプ場から遠すぎて断念したり、そもそも営業が始まっていなかったり……。
なかなか決まらない中、ふと見つけた臥龍の郷。
露天風呂では今まで体験したことのないようなこともあって、凄く新鮮な気分で楽しめました。
情報をまとめていきますね。
基本情報
名称 | 臥龍の郷 |
所在地 | 〒509-3505 岐阜県 高山市 一之宮町5525 |
アクセス | 愛知県名古屋市から高速利用 →約2時間10分 |
利用料 | 大人(中学生~) 700円 小学生 350円 小学生未満 無料 |
営業時間 | 6:00~24:00閉館(不定休) |
連絡先 | 0577-53-3933 |
ホームページ | 飛騨高山 自家源泉の湯 臥龍の郷 |
施設情報
高山市一之宮町には天然記念物である大樹「臥龍桜」がそびえ立っています。
臥龍の郷はそれをコンセプトにした和風な温泉旅館です。
高山市街から少し東に外れた位置にあり、アクセスも非常にしやすいですよ。
では脱衣所までを順番に見ていきましょう。
下駄箱。よくある鍵をかけて、フロントで預かってくれるシステムです。
フロントの横にはお土産コーナー。
フロントで鍵を預けて奥に進むと、休憩コーナーとラウンジがあります。
左に行くと宴会場ですが、私たちはお風呂に来たので右側の階段を降ります 笑
なかなかな雰囲気の階段を降りると、
温泉の入り口に到着です。
写真左側に見えるように、自販機が複数あります。
定番の牛乳もありますよ 笑
では早速お風呂に入ります!
特徴
内湯
内湯には様々なお風呂があります。
普通の大きなお風呂、ジェット、サウナ等々……。
特に驚いたほかの温泉にない特徴として、水風呂が「霊山位山の清流」を引き込んでいます。
パイプからチョロチョロと清水が出ていて、飲むことも可能です。
キンキンに冷えてますので、入水する際は注意です 笑
また、温泉旅館だからか、置いてあるシャンプー等も良質なものでした。
当たり前の事だけれどやっぱり嬉しい、シャンプーとリンスが別々。
更にボディソープも含めて、その全部が「馬油と炭が配合」されているものでした。
ご存知かもしれませんが、馬油は保湿効果が高く、また炭はその吸着能力で洗浄力を高める効果があります。
焚き火で汚れた身体を洗浄し、また乾燥した肌を守ることも出来るので非常にありがたいですね。
露天風呂
露天風呂はすごく雰囲気が良くて、森林の中に調和するような形で構成されています。
お湯には湯の花が咲き、ほんのりと香る硫黄の香りが安らぎとリラックス効果をもたらしてくれます。
下呂市のひめしゃがの湯ほど香りは強くなく、自分にとって非常にマッチした香りでした。
また檜の桶風呂もあり、硫黄・檜の香りのブレンドを楽しみながら自然を楽しんだ時は心が癒されました!
桶風呂に入っていると、ふと隅にスリッパが置いてあることに気付きました。
スリッパの奥には、森林。
なんと散策できます。
苔の生えた雰囲気のある灯籠や、すぐそばを流れる川のせせらぎ。生茂る紅葉樹たち。
まさしく全身で自然を楽しむことができます 笑
それらを楽しみながら奥に行くと、
大きな石にこのような文字が刻まれていました。
どうやらこの辺りで暮らしていた古代人が書いたものみたいです。
湯の花や香り、自然を楽しむだけでなく、歴史に思いを馳せることもできて、非常に心が癒され満たされる露天風呂でした。
周辺情報
美女高原キャンプ場
臥龍の郷から車で約20分のキャンプ場。
キャンプだけでなく釣りやスワンボード、水芭蕉の群生地散策などが楽しめます。
自由に好きなところをキャンプ地にする事ができますが、気を付けておいた方が良い事もありますよ。
カクレハ高原キャンプ場
臥龍の郷から約27分の距離にあるキャンプ場です。
まずチェックインして思うのは「このキャンプ場、広すぎ!」。
第1キャンプ場~第3キャンプ場まであり、それぞれが広すぎてどこに設営しようか迷うほど。
事前にサイトの様子を調べておくことを、強くオススメします。
飛騨大鍾乳洞
臥龍の郷から車で約30分の観光施設。
観光して若干疲れた身体を臥龍の郷で癒すのも良さそうです。
宮川朝市
臥龍の郷から車で約15分の、高山市街の宮川沿いで開かれる朝市。
地元の新鮮な野菜があり、その場でいただくこともできるお店もあります。
近くには高山の古い町並みもあり、観光することも可能です。
こちらで新鮮な野菜を仕入れ、臥龍の郷に寄ってからキャンプ場へ! という流れも一つの方法として良いかもしれません。
臥龍の郷 まとめ
高山市街から少し東に行ったところにあり、アクセスもしやすい。
霊山位山の清流風呂があり、飲むこともできます。飲みやすいようにパイプからちょろちょろと清水が出ています。
シャンプーとリンスは別々。
更にボディソープも加えて、馬油と炭が配合されています。焚火で汚れた身体を綺麗にし、なおかつ保湿に優れているので、キャンプ後は特に良いです。
露天風呂には湯の花が咲き、ほんのりと香る硫黄の香りが心地良いです。
また檜の桶風呂もあり、硫黄・檜の香りのブレンドを楽しみながら自然を堪能することができます。
露天風呂の奥に広がる森林へ散策可能。自然を文字通り「全身」で感じることができます 笑
奥には大きな石に掘られた「ペトログラフ(岩刻文字)」という古代人の文化遺産があり、歴史に思いを馳せることもできます。
最後に
山の清流から引いた飲める水風呂には驚きました。
また露天風呂の構成が非常に魅力的で、秋の落葉の中や冬の雪の降る中に再び利用したいと強く思いました!
森林浴もできますしね 笑
飛騨高山でのキャンプの際は、こちらを利用させていただくのが自分の中でデフォルトになりそうです。
飛騨高山でのキャンプをお考えの方は、同時にこちらも検討されてはいかがでしょうか。
それでは。
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