きのです。
今回私は下呂周辺に拠点を構える「下呂キャンパー」さんとキャンプに行ってきました。
キャンプ場の詳細は以下にまとめていますので、ご興味ある方はご覧ください。
そのキャンプの途中、私たちは近くの温泉に立ち寄りました。
初めて見る褐色のお湯と、都会で入るものと比べてどこか雰囲気の違う露天風呂。
まさしく山の中にある秘境の温泉でした。
中川原キャンプ場を利用した際は、ぜひ行っておきたい温泉ですよ!
基本情報
名称 | 巌立峡 ひめしゃがの湯 |
所在地 | 〒509-3111 岐阜県 下呂市 小坂町 落合1656 |
アクセス | 下呂温泉から車で →約35分 中川原キャンプ場から車で →約1分 |
利用料 | 700円 |
営業時間 | 11:00~21:30 なお受付終了は21:00。毎週水曜定休。 |
連絡先 | 0576-62-3434 |
ホームページ | 巌立峡 ひめしゃがの湯 |
中川原キャンプ場から車で1分!?
そうなんです。
めちゃくちゃ近いんです。
キャンプ場から出て右折して、そのまま登っていくだけです。
迷う要素は一切ありません。
1分ほど走ると、
ひめしゃがの湯、到着です。
なお入口のすぐ隣には飲泉所があり、なんと温泉水を飲むことができます!
私はなんだか抵抗があって、飲みませんでした 笑
割引券も使っていざ入浴!
そういえば、実は中川原キャンプ場で受付をした際、
こんなものを頂きました。
ひめしゃがの湯の割引券です。
どうやらキャンプ場での泊数×1枚もらえるようです。
今回私たちは2泊したので、2枚もらいました。
それを惜しみなく使い、浴場に入ります(すみません。写真はありません)
……濁ってる!?
一部の温泉が褐色に濁っていて、衝撃を受けました。
恐る恐るお湯に浸かると、かすかな硫黄臭。
しかしそれよりもきつく感じたのは、鉄の匂い。
うん。これは面白い!
泉質が良い!
浴場内には温泉の説明書きがあります。
どうやらここの温泉は炭酸泉で、実際入浴していると肌がじわじわと炭酸に刺激されるような感覚がします。
この炭酸効果が身体の芯から温めてくれるため、温泉の温度は低めに設定されています(38度くらいだったかな?)。
温度が低いので高血圧の方でも安心して入浴することができ、また炭酸泉が血管を広げてくれるので、身体にも良いそうです。
……この褐色、やりよる……!
あ、でもこの温泉の色って、元々は違うみたいです。
源泉から湧き出た当初は無色透明みたいです。
それが時間が経つにつれて、だんだんと褐色を帯びていく。
この温泉の色は成分の変化によって起こるものなんですね。
間違っても、汚れて褐色になっているわけではないですよ!!
これが本当の露天風呂だ……!
さて、待ちに待った露天風呂です。
露天風呂に続く引き戸をくぐると、思わず感嘆が漏れました。
目の前の大きな石の階段を登った所に、透明の温泉と褐色の温泉。
その2つの温泉の左側には、山肌に沿って木々が茂ります。
右側には目隠しの囲いの向こうに、至近距離で山がそびえ立ち、霧を帯びていました。
ひめしゃがの湯のホームページにちょっとした画像がありますので、見ていただくとイメージしやすいかもしれません。
しかし写真ではわかりづらい部分ですごいなと思ったのが、この露天風呂「自然を主張」してこないんですよね。
もちろん人の手は入っていますが、何というか、普通の露天風呂で感じる「自然を周りに植えたので、見て癒されてくださいね」みたいな、見えない主張的なものを全く感じなかったんです(表現難しい!)
ただ普通にすぐそこに山があって木々がある。
夜になっても景観のためのライトアップなんてせず、最低限の明かりだけで薄暗い。
でもそれが良い。
「露天風呂」の本質を楽しむことを追求しているようなその雰囲気に、自然と気分が高揚しました。
その勢いで、褐色の露天風呂に入りました。
悲鳴を上げました。
なんと褐色の方は冷たい水でした。ちゃんと温度を確認してから入るようにしないと……笑
(どうやら調べたところによると、この冷たいのが源泉で、内湯にあるような温かい方は加温されているみたいです)
周辺情報
中川原キャンプ場
巌立峡に向かう道中にあるキャンプ場。3、4分くらいで訪れることができます。
好きなところに車等を停めて、その横にテントを張ることができる、かなり自由度の高いキャンプ場です。
ただし事前の予約はできませんので注意が必要です。
巌立峡
ひめしゃがの湯から更に直進した先にあります。
着いた瞬間の、目の前に現れる岩肌に圧倒されます。
巌立峡はそれが始まりで、ここから森に入っていった先が気持ち良いんです。
まるで「もののけ姫」の世界に迷い込んだような気分になりました。
ひめしゃがの湯 まとめ
中川原キャンプ場から約1分ほど山を登ったところにあります。
炭酸泉で、褐色を帯びている。微かな硫黄臭と強く感じる鉄の匂い。なお、入口の隣で飲料用として無料で持ち帰ることも可能です。
すぐに浸かることができるくらい、お湯の温度は高くない。なのにじわじわ、ポカポカしてきます。
露天風呂の周りの自然は人工感が少なく、そのままの自然を楽しむことができます。
なお、褐色の露天風呂は源泉の温度なので冷たい。入浴する際は注意!
最後に
最初はお湯の色にびっくりしましたが、泉質、景観共に非常に満足しました。
下呂の温泉街も良いですが、ひめしゃがの湯はまた違った魅力がありました。
下呂温泉に旅行に行く、という方が近くにいたら、迷わずここをお勧めしようと思うほどに気に入ってしまいました 笑
皆さまもよければ。
それでは。
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