きのです。
最近涼しさを求めて、岐阜の山に入り浸っています 笑
今回は夏限定で利用することのできる「めいほう高原キャンプフィールド」に行ってきました。
広い高原の芝サイトでキャンプをするのが初めてで、すごく新鮮な気持ちで楽しむ事ができました!
それではまとめていきます。
基本情報
名称 | めいほう高原キャンプフィールド |
所在地 | 〒501-4304 岐阜県 郡上市 明宝 奥住 水沢上3447-1 |
アクセス | 岐阜県岐阜市から高速利用 →約1時間30分 愛知県名古屋市から高速利用 →約1時間50分 |
利用料 | 芝サイトの料金です。 入場料600円(要就学児~) レギュラーシーズン 3,000円 トップシーズン 3,500円 (トップシーズン=5月GW 、7月23~9月21日) その他のサイトはこちら。 |
チェックイン・アウト | イン:13:00~17:00 アウト:~翌11:00 |
連絡先 | 0575-87-0030 |
ホームページ | めいほう高原キャンプフィールド – 岐阜県郡上八幡・明宝のキャンプ場 |
*2020年8月時点の情報になります。
めいほう高原は涼しい? 暑い?
「高原」と聞くとなんとなく涼しそうなイメージがあるんですが、皆さんはいかがでしょうか。
めいほう高原は標高900mの位置にあるので、平地に比べると涼しいのかなぁと思っていたのですが……暑い!
8月下旬の一番暑い時間帯にめいほう高原へ着いたので多少の暑さは覚悟していたのですが、予想を上回る暑さにびっくりしてしまいました。
気温を見てみると、なんと35度!
こんな猛暑の中キャンプなんてできるのかな……と心配になりつつも設営し、汗だくになったので椅子に座って一休み……ん?
柔らかな風がタープ内を通り過ぎて、その涼しさに驚愕しました!
目の前に広がる草原と青い空、そして爽やかな風。最っ高です!
必死になって設営した後だったので、喜びも倍増していそうです 笑
夏の高原の涼しさとは、景色を眺めながら日陰に吹く風を楽しむことなんだな、と実感しました。
それからはどんどん日が暮れると共に気温も下がっていって、25度を下回る快適な夜を過ごす事ができました。
ただ朝方は肌寒く感じることもあったので、シュラフの用意はしておく方が良いかもしれません。
豊富なレジャー施設
めいほう高原キャンプフィールドには様々なレジャー施設があります。
お金はかかってしまいますが親子で存分に楽しめるものとなっているので、家族連れには本当にお勧めできます。
また管理棟から一番離れた場所(上記「基本情報」にあるマップでご確認ください)に、2020年7月22日からアクティビティパーク「ASOBOT」がオープンしています。
ちなみに「ASOBOT」の施設を休日に利用する場合は事前予約が必要なので、こちらから予約をする必要があります。
クラフト体験
料金は1200円。
予約は要らず、当日受付します。
オリジナルのネームプレートを作ることができます。
もりっこスライダー
7月中旬から芝サイトで開催されます。
料金は500円で制限時間内遊び放題。
私たちがキャンプした時は1日で500円でした。
利用時間はAM10:00~11:30とPM14:00~15:30の2部構成です。
リストバンドを付けたお子さんやお父さんがこぞって滑り降りていました。
実際滑り台を上からのぞいてみると、結構怖かったです 笑
トランポリン・ふわふわハウス
1日500円で利用できます。
管理棟のすぐ後ろにあって、大盛況でした。
画像は早朝の散策時に撮ったものでふわふわハウスがすっかりぺしゃんこになっています 笑
しかしこれがやる気出してふくらんでいるときは、常にお子さんが飛び回っていましたよ!
カヌー体験
アクティビティパーク「ASOBOT」内にある、初心者でも安心してカヌー体験ができる施設。
6月中旬から受付開始で、事前予約制です。平日のみ当日受付も可能です。
料金は1人2000円で、小学生以上の方が利用できます。
お手洗いや喫煙はライフジャケットを着る前に済ませておきましょう。
池でのカヌー体験のため流される心配もなく、安心してお子さんを見守ることができますよ。
バギーパーク
アクティビティパーク「ASOBOT」内にある、バギーに乗って遊ぶことのできる施設。
事前予約制で、カヌー体験と同様に平日のみ当日受付も可能です。
バギーは2人乗りで、1台につき2000円で借りることができます。
走行時間は約5分~10分。特設コースを2~3周する程度の長さです。
中学生以上が利用可能で、運転免許証を持っていない人は持っている人の同乗が必須となります。
なお、2人で乗った際は途中で運転手の交代はできませんのでご注意ください。
アクアジップライン
アクティビティパーク「ASOBOT」内にある、ワイヤーロープを滑車で滑り降りる施設。
事前予約制で、他2つと同様に平日のみ当日受付も可能。
1人1500円で2回体験できます。
カヌー体験のできる大きな池の上を、空を飛ぶかのように滑り降りていきます。
体重制限(約30kg~約100kg)と身長制限(約120cm以上)があるので注意しましょう。
設備情報
管理棟(台車、トイレ)
早朝なので閉まっていますが、この扉を通ったすぐの右側に受付があります。
キャンプはもちろんのこと、レジャー施設の利用申請等もこの受付に申請します。
扉の左側には薪(500円)やスウェーデントーチ(ホームページには1000円と書いてありますが、私たちが利用した際は1500円で販売していました)が置いてあります。
管理棟入り口の側には荷物運び用の台車が並んでいます。
芝サイトは車を横付けできず荷物を自分たちで運ばないといけないので、台車を借りる事ができるようになっています。
受付への申請等は不要で、勝手に借りて使い終わったらすぐ返却する感じです。
しかし中にはなかなか返そうとしない方もいましたので、可能であれば自分で用意しておく方が無難かもしれません。
管理棟内にはトイレもあり、24時間利用可能となっています。
直接トイレに繋がる裏口? もあるので、表の扉が閉まった後でもそちらから出入りできます。
トイレはウォシュレット・送風機付き。おまけにベビーシートやベビーキープのついた個室トイレもあります。
トイレ一つにおいても、小さな子供さん連れファミリーへの配慮が行き届いていて、すごく好感が持てました。
mogumogu家
管理棟の隣に建つレストランです。
営業時間は10:00〜16:00。
ピザやアラカルト、おにぎり、スイーツ等、メニュー豊富に取り揃えられています。
外にはこのような旗も。めちゃくちゃ気になりましたが、最近のキャンプ頻度が高くて太ってしまったので我慢です……笑
早朝なので片付けられていますが、このウッドデッキで食事するのもすごく気持ちが良さそうですよー。
芝サイト(シャワー、シンク、ゴミ・灰捨て)
mogumogu家の裏には、
シャワールームと、
その隣にシンク。ちなみにこの水は飲めます。
隣の隣にゴミ捨て場。
更にその隣には灰を捨てる場所もあります。
一か所にぎゅっと集まってる感じですね。
オートサイト(ウェスト・イースト)
ウェスト・イースト関係なしにオートサイトの設備は全て上の画像にまとまっています。
オートサイトイーストの看板のすぐそこです。
ウェストサイトの道を挟んだ向かい側がイーストサイトなので、ウェストサイトを利用される方も近くて便利です。
画像のタープの下にはシンクと灰捨て場。
階段を登った所にある小屋はトイレです。
しかしシャワーやゴミ捨て場は芝サイトの所にしかないため、移動に少し時間がかかります。
サイト情報
めいほう高原キャンプフィールドでは様々なサイトがあります。
ここでは一つ一つまとめていきますが、自分でテントを張るサイトで共通して言えることがあります。
……日中は暑いのでタープは必須です!
芝サイト
辺り一面に広がる草原の中、自分の好きなところへ自由にテントを立てることができます。
このサイトは大きく分けて3つの区域にテントを張ることができそうです。
斜面の上の平坦な場所、斜面途中の整地された場所、そして斜面を下った先の平坦な場所。
それぞれまとめていきます。
まず、斜面の上の平坦な場所です。
管理棟から荷台を引いて一番アクセスしやすい場所です。
というのも、管理棟が既に斜面の上に建っているので、そのまま歩いて行けるんですよね。
上の画像のように、管理棟から砂利の敷かれた斜面の上を歩いて行きます。
この場所の良い所は芝サイトの全体とその先に広がる高原の景色を堪能できる点と、すぐ近くに木々が生い茂っているため木陰が確保できる点です。
景色はすごく良いです。雪のない丸裸のスキー場も見ることができます 笑
木陰は本当に涼しいのでありがたいのですが、虫も若干多いので対策は必須です。
次に斜面途中の整地された場所です。
広めのスペースを独占することができます。
しかし個人的には両隣との距離が近いな、と感じました。
実際に見て両隣との距離が気にならない方であれば、良いポジションになるのではないかと思います。
最後に斜面を下った先の平坦な場所です。
芝サイトで一番広く、そして一番テントが立ち並んでいた場所です。
場所によっては管理棟へのアクセス(階段があります)が良く、トイレやシンク等の設備を利用しやすいです。
また広いので設営の場所が決めやすい反面、撤収時は台車を引いて斜面を登らないといけないというデメリットもあります。
オートサイト(ウェスト・イースト)
ウェスト、イースト共にオートサイトですので、車を横付けしてキャンプすることができます。
ただし、両方ともスキー場の駐車場ですので、雰囲気は芝サイトに比べて格段に劣ります。
またホームページには「地面は固め」とありますが、実際固いので丈夫なペグは必須ですよ。
それでは、それぞれのサイトについてまとめていきます。
まずはイーストです。オートサイトではありますが、あらかじめ区画分けされたところを利用するのではなく、自由に場所を決めて設営することができます。
アクティビティパーク「ASOBOT」へのアクセスも良く、家族連れでレジャーを中心にするならもってこいのサイトですね。
またシンクやトイレを利用するのに、道路を横断しなくても良いのでお子さんの飛び出しの危険も少なそうです。
続いてウェストです。こちらはイーストと違い、あらかじめ区画されたスペースを利用します。
そのため場所の取り合い等がなさそうですが、レビューを見ていると「区画割りが分かりづらく、早く来た者が勝ちと言わんばかりにはみ出してテントを立てていたりする」というものもあって、利用するには少し心配ですね。
加えてシンクやトイレを利用するには道路を渡らなければならないため、子供連れのご家族キャンパーさんは毎回心配になるかもしれません。
GRACEサイト
ログハウスやグランピングを楽しめるサイトで、合わせて3つしかありません。
ログハウスは2棟あり、2階のデッキテラスからの眺めは良さそうです。
高原の風景や晴れた夜の満天の星空をこの場所を「独占」して眺めることができるのは、正直憧れます。
またグランピングできるテントは1つだけで、手軽に初めてキャンプを楽しみたい方には良いですね。
MEIHO BBQ PARK
めいほう高原キャンプフィールドにはBBQ施設もあります。
受付はmogumogu家で!
たけのこサイト
MEIHO BBQ PARK の奥にはこの「たけのこサイト」があります。
あらかじめ建てられたテントを利用してキャンプをします。
GRACEサイトのテントは全てが用意されているのに対して、こちらは基本的にはテント・タープ以外のキャンプギアを自分で用意するスタイルのサイトです。
「たけのこフルセットプラン」を選択することで「BBQ 道具一式・テーブル・イス 4 脚・ランタン」をレンタルすることも可能です。
周辺情報
道の駅 明宝(磨墨の里公園)
めいほう高原キャンプフィールドから一番近い買い物のできる施設です。
片道約20分ほどかかります。
こちらで揃えられるのはジビエや地元の野菜等ですので、あらかじめ郡上八幡で買い出しをしておくほうが良いですね。
明宝温泉 湯星館
めいほう高原キャンプフィールドから帰る途中、必ず通る道に案内がある温泉。
透明度の高いお湯や約1分間お湯に打たれる「打たせ湯」等、温泉を楽しむことのできる設備が整っています。
めいほう高原キャンプフィールドを利用する際に50円割引券ももらえますので、気軽に利用してみては?
大滝鍾乳洞
東海地区最大の鍾乳洞。
郡上八幡のすぐ近くで、とても寄りやすい観光施設。
ケーブルカーで鍾乳洞の入り口へと向かうのが新鮮でわくわく感が高まると共に、実際入ってみると洞窟感が強くて、まるで冒険をしているかのような気分になる人も 笑
入り口ではニジマスの釣り堀もあり、安価で釣りを楽しむことができますよ。
めいほう高原キャンプフィールド まとめ
高原といえど、8月は暑い。しかし日陰があると途端にすずしくなる。タープ必須!
ちなみに夜は25度を下回ったので快適。朝方は肌寒く感じることも。
アクティビティパーク「ASOBOT」がオープンし、レジャー施設が多くなりました。子供連れの家族キャンパーさんはすごく良いひと夏の思い出を作っていただけると思います。
芝サイトは非オートサイト。管理棟の荷台を借りて(申請不要)荷物を運ぶ必要があります。
管理棟のトイレは24時間利用可能で、非常に綺麗。ベビーシートやベビーキープ等、小さなお子さん連れキャンパーさんへの配慮が素晴らしいです。
芝サイトのシンクの水は飲めます。
サイトについては、芝サイト・オートサイトイーストは自由に好きなところへテントを立てられます。オートサイトウェストは区画サイト。
オートサイトは芝サイトに比べて景観に劣る。加えてウェストは水場・トイレを利用する際道路を渡る必要があるため、子供さんがいるキャンパーさんは心配されるかも。
イーストはアクティビティパーク「ASOBOT」の近くにあり、アクセスも容易。
芝サイトの一番見晴らしの良い所にあるログハウス(GRACEサイト)は、高原の風景や晴れた夜の満天の星空をこの場所を「独占」して眺めることができるので憧れます。
買い出しは郡上八幡で。途中ある道の駅ではジビエや地元の野菜の購入検討をおすすめします。
最後に
高原の風があんなにも気持ち良いものだとは思いませんでした。
そのことが鮮烈に印象に残っています 笑
また売店で購入したスウェーデントーチ。初めてのトーチだったのですが、めっちゃ楽しかったです!
これから見かけたら買っちゃいそう……笑
めいほう高原キャンプフィールドは全体的に見て、家族連れの方々に喜んでもらえるような努力をしている印象が強いです。
レジャー施設も多いので、ご家族での夏の思い出作りに最適だと思いますよ。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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