キャンプをするだけでも十分に楽しいですが、様々なアクティビティがあれば更に充実した時間を過ごすことができますよね。
今回は三重県にある体験型のアクティビティも楽しめるキャンプ場「田曽白浜オートキャンプ場」について解説していきます。
「田曽白浜オートキャンプ場ってどのようなキャンプ場?」
と気になっている方のお役に立てれば幸いです。
基本情報
名称 | 田曽白浜オートキャンプ場 |
所在地 | 〒516-0222 三重県 度会郡 南伊勢町 田曽浦119-1 |
アクセス | 伊勢自動車道 玉城ICから下道 → 約40分 愛知県 名古屋市から高速利用 → 約2時間30分 三重県 津市から高速利用 → 約1時間20分 大阪府 大阪市から高速利用 → 約3時間 |
利用料 | 【通常】8,000円 【繁忙期】8,500円 |
営業期間 | 通年営業 |
チェックイン・アウト | 【 イ ン 】14:00~18:00 【アウト】~翌10:00 |
連絡先 | なし |
ホームページ | 三重県観光連盟公式サイト 観光三重 |
*ペット同伴は不可ですのでご注意ください。
場所に注意!
実際に田曽白浜オートキャンプ場へ向かう際、皆さんはどのようにルートを調べますか?
私はいつもGoogleマップを利用して確認をしています。
同じようにスマホのマップアプリで調べられている方は、少し注意が必要です。
なんと、Googleマップで「田曽白浜オートキャンプ場」と調べると、まったく見当違いな場所へ案内されてしまうんです!
ちなみにiPhone標準のマップアプリでは、名前どころか住所でもうまく検索できませんでした。
もしGoogleマップで調べる場合は、「三重県度会郡南伊勢町田曽浦119-1」と検索するか、「田曽フォレストキャンプ」「田曽フォレストアドベンチャー」と入力して調べるようにしましょう。
目の前に海がある
田曽白浜オートキャンプ場の目の前には、青々と光る海が広がっています。
キャンプサイトは防波堤の上にありますので、視界を遮るものは何もなし!
白浜と海、そして左右に広がる森という見事なロケーションの中でキャンプを楽しむことができます!
もちろん夏は海水浴も可能で、管理棟前には無料で使えるシャワー室も完備!
最高の海キャンプを楽しめること間違いなしですよ!
釣りも可能!
上述の海では釣りをすることも可能です。
もちろん利用料などは一切不要で、無料!
管理人さんに教えていただいたところ、
「浜で投げても小さな魚しか釣れない」
「隅の岩礁がよく釣れて、カンパチ、チヌ、クロダイや、秋であればイカも狙える」
「近くにある田曽浦漁港でも釣りができる」
……とのことでした。
綺麗な景色の中で釣りキャンプができますので、釣りに挑戦してみたい方や実際にされているキャンパーさんに対して、非常におすすめできるキャンプ場ですよ!
様々なアクティビティがある
田曽白浜オートキャンプ場はたくさんある体験型アクティビティの中の1つで、他にも以下のような体験ができます。
全て同じ管理棟で受付しています。
「伊勢志摩スカイダイビングクラブ」では、3,000m上空からのスカイダイビングを体験することができたり。
「ISE-SHIMA ADVENTURE」ではバギーを操縦して、森の中を疾走。
山頂の展望台で絶景を眺めながらコーヒーやソフトドリンクを頂く。
ビギナーでもエキスパートでも、バギーで山林を駆け抜ける疾走感を楽しむことができますよ!
更に「TASO FOREST CAMP」ではグランピングが体験できます。
木陰の中で豪華な食事を楽しみつつ、ゆっくりと流れる時間を自分の好きなように過ごす。
「TASO FOREST MARINA」では、日本初の森林内にあるヨット型グランピング施設で、これまでにない貴重な体験を。
「TASO BEACH HOUSE」では、目の前に広がるオーシャンビューを楽しみながら、ロッジでBBQ!
最高のマリンアウトドアを。
そしてその他にも様々なマリンアクティビティが充実しています。
全て事前予約が必須ですよ!
是非「キャンプ × アクティビティ」で、充実した休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
設備情報
この項目では田曽白浜オートキャンプ場の設備について解説していきます。
管理棟
田曽白浜オートキャンプ場のチェックインは、上述の様々なアクティビティの受付も含めて全てこちらで行います。
管理人さんはすごく素敵な方で、優しく丁寧に場内の説明をしてくださいました。
非常にフレンドリーで話しやすく、聞けばなんでも教えてくださるので、何一つ不自由なく気持ちの良いキャンプができましたよ!
管理棟の入り口から出て右手側には、上の画像スライドのような黒い布? で覆われたところがあります。
一見すると分かりづらいですが、ここに自動販売機がありますよ。
飲み物が切れた時でも安心ですね!
薪は1束1,000円。
値段を聞いた時、最初は「高いな!」と思いました(笑)
しかし実際に薪を購入してみると、一般的な500円の薪×2束分くらいの量がありましたよ!
値段相応だと思います。
太い薪が多かったので、自分で薪を割れるようにナイフやナタを用意しておくことをお勧めしますよ!
そしてなによりも嬉しいのが、薪を管理棟で購入すると管理人さんがサイトまで運んできてくれるんです!
田曽白浜オートキャンプ場は管理棟からキャンプサイトまでの距離が地味にあるので、非常に助かりましたよ!
またゴミの処理をお願いしたい方は、300円を支払うことでゴミ袋をいただくことができます。
こちらに燃えるゴミをまとめて、チェックアウト時に管理棟へ持っていきます。
ちなみに空き缶は自分で用意した袋にまとめて、上記のゴミ袋と一緒に持っていったら快く回収していただけましたよ。
炊事場・炭捨て場
炊事場はキャンプサイトの入り口に設置されています。
蛇口は2つ。
若干の汚れが目立ちますが、使用できるレベルでした。
給湯器や洗剤は付いていませんのでご注意ください。
炊事場のすぐ隣に灰捨て場があります。
しかし焚き火台用の洗い場はありませんでした。
焚き火台を綺麗にしたい方はキッチンペーパーやウェットティッシュで大きな汚れを拭き取り、自宅に戻られてかは水洗いをした方が良いかもしれませんね。
トイレ・シャワー
トイレやシャワーは管理棟の目の前にあります。
一見すると簡易トイレのように見えますが、備え付けられている便器は最新のものです!
ウォシュレット、便座ヒーター付き!
綺麗に掃除されていて、非常に利用しやすいです!
ちなみに女性用のトイレは小屋になっていましたので、女性の方はより安心して利用できますよ!
トイレに併設する形でシャワー室もあります。
24時間無料で利用でき、シャンプー、リンス、ボディソープが備え付けられています。
田曽白浜オートキャンプ場の近くにはホテルの温泉がありますがお値段が高めの設定なので、場合によってはこちらを利用された方が良いかもしれませんよ。
サイト情報
この項目では田曽白浜オートキャンプ場のキャンプサイトについて解説していきます。
なおキャンプサイトの全体図の確認はこちらをご覧ください。
オートサイト
田曽白浜オートキャンプ場にはシーサイドとフォレストサイドという2種類のキャンプサイトがあります。
この2つのサイトの違いはほぼなく、サイトエリア内の海側にあるサイトか山側にあるサイトかによって名前が変わっています。
以下で共通する部分、シーサイド、フォレストサイドの順に解説していきます。
共通
まず共通する部分です。
利用できるサイト面積が約150㎡とかなり広め!
この範囲の中に収まれば、テントをいくつ張ってもOK!
この広さだと2ルームテント2張り+タープで2家族のキャンプをすることも可能ですし、ソロのグルキャンにもおすすめですよ!
各サイト内には電源も設置!
他のキャンプ場でよくあるような隣との共有電源ではなく、各サイトに、1つずつ独立して置いてありますよ!
気兼ねなく利用できるのでありがたいですね。
サイトの地面は全て砂利です。
アルミペグでは歯が立たず、鍛造ペグでも少し苦労しました。
今回30cmのペグを利用しましたが、深く打ち込みすぎて抜けなくなりました(笑)
雨風の心配がない日であれば、短めのペグを使用すると良いかもしれませんよ。
共通する注意点として、以下の3つがあります。
まず、サイトが管理棟(トイレ、シャワー)から離れた場所にあり、利用するには少し歩く必要がある点です。
日中であれば特に問題ないとは思いますが、夜にトイレなどを利用する際は暗い道を歩く必要がありますので、不安になられる方もいらっしゃるかもしれません。
次に海辺のキャンプ場のため、海風が非常に強い時があります。
風に耐えられるようしっかりと設営しましょう。
最後に、太陽を遮る木々などはありません。
夏場はタープが必須ですよ!
シーサイド
シーサイドはSeasideAからSeasideDまでの4サイト構成。
視界いっぱいに海が広がり、時間帯によってその表情を変える様子を、いつまでも楽しみながらキャンプすることができます!
そして夜には満点の星空を見上げ、波の音をBGMにして眠るーー最高の海キャンプですよ!
お勧めの場所はSeasideA。
このサイトだけは他のサイトから離れたところにあって、プライベート感が強くなっています。
予約時にサイトの指定ができるのかは不明ですが、プライベート感が欲しい場合は、一度聞いてみてはいかがでしょうか。
このシーサイドの良い点としては、海を眺める際、視界の先に他人のテントが全く入らないことです。
せっかくの良い景観に、他の人のテントが視界に入ってきたら、その良さも半減してしまいますよね。
このシーサイドを選択すれば必ず視界いっぱいが海になるので、こちらを予約することを強くお勧めしますよ!
フォレストサイド
フォレストサイドはForest sideAからForest sideCまでの3サイト構成。
シーサイドの後方に設定されています。
「フォレスト」という名前から、周りに木々が多いんだろうかと思い、今回はこちらを利用しました。
……木は全くありませんでした(笑)
「海も良いけど、森林の中でキャンプしたいなぁ」
と思ってこちらを予約すると、後悔してしまいますのでご注意ください(笑)
予約を検討されている方は、枠が空いていればシーサイドを選択することをお勧めしますよ。
Forest sideAについては、人によって良し悪しが分かれるかもしれません。
サイトのすぐ隣にバギーを収容する小屋があるのですが、その小屋に取り付けられたライトが夜にずっと点灯しています。
光を少なくして焚き火の雰囲気を楽しみたい人には邪魔に思うかもしれません。
が、逆に小さなお子さんがいらっしゃる方は安心かもしれませんよ。
周辺情報
この項目では田曽白浜オートキャンプ場の周辺にある施設について解説していきます。
プレミアリゾート夕雅 伊勢志摩
所在地 | 〒517-0404 三重県 志摩市 浜島町 浜島1645 |
利用料 | 【大人】1,000円 【3歳~小学生】500円 |
営業時間 | 全日19:00~22:00 (21:00 最終受付) |
連絡先 | 0599-53-1551 |
ホームページ | PREMIER RESORT 夕雅 伊勢志摩 |
田曽白浜オートキャンプ場からわずか6分ほどで到着できる、浜島温泉「みたびの湯」をひいているホテルです。
露天風呂では波の音に癒されながら、満天の星空を楽しむことができます。
日帰り温泉は19:00から利用可能のため、キャンプ終わりに温泉に寄って――と考えている方は利用できませんのでご注意ください。
シーサイドホテル 鯨望荘
所在地 | 〒517-0404 三重県 志摩市 浜島町 浜島1550-1 |
利用料 | 【大人】1,000円 【小人】500円 |
営業時間 | 15:00~21:00 |
連絡先 | 下記ホームページでご確認ください。 |
ホームページ | シーサイドホテル 鯨望荘 |
こちらも田曽白浜オートキャンプ場から約6分で到着できるホテルです。
前述の「プレミアリゾート夕雅 伊勢志摩」から目と鼻の先にあります。
5階と3階にそれぞれ大浴場があり、日によって男女入れ替えになっています。
5階には太平洋を一望できる露天風呂「つばすの湯」があるので、できれば5階を利用したいところ。
利用を検討されている方は、事前に男女の入れ替え予定を問い合わせておくと良いかもしれませんよ。
こちらのホテルは15:00から日帰り入浴ができますが、混雑具合によっては利用できない場合もありますのでご注意ください。
ぎゅーとら 五ヶ所店
所在地 | 〒516-0109 三重県 度会郡 南伊勢町 船越2839-1 |
営業時間 | 9:00~20:00 |
連絡先 | 0599-66-2300 |
ホームページ | ふれあい・たいせつに ぎゅーとら |
田曽白浜オートキャンプ場から約17分の所にあるスーパーです。
キャンプ場へ向かう道中で、必ずと言っていいほど近くを通ります。
道中でキャンプ場近くの買い出しできる場所はこちらのみですので、近くで買い出しを検討されている方はこちらを利用することをお勧めしますよ。
店内には地元の新鮮な食材が並ぶ「おおきんな」が併設!
「キャンプ場で海を眺めながら魚介を楽しみたい」
という方は是非寄ってみてはいかがでしょうか。
田曽白浜オートキャンプ場 まとめ
スマホのマップアプリで場所を調べる場合は注意! まったく見当違いな場所へ案内される場合があります。
視界いっぱいに広がる海という見事なロケーションの中でキャンプを楽しむことができます。
釣りも可能! おすすめの場所は海岸の隅にある岩礁地帯とのこと。
キャンプの他に様々な体験型アクティビティがあります。予約必須ですよ!
薪は1束1,000円。体感で500円×2束ほどの量があり、管理人さんが自分のサイトまで運んでくれます。
ゴミは300円を支払うことで回収していただけます。
炊事場には給湯器や洗剤が付いていません。
トイレは最新式でウォシュレット、便座ヒーター付きです。
シャワーの利用は無料で、シャンプー、リンス、ボディソープが備え付きです。
田曽白浜オートキャンプ場の各サイト情報については、本文でご確認ください。
最後に
いかがでしたか。
今回利用した時は空いているにも関わらずフォレストサイドを利用したので、少し後悔(笑)
利用を検討されている日程にシーサイドが空いていたら迷わずそちらを選ぶことを強くお勧めしますよ!
この記事が、田曽白浜オートキャンプ場を利用するか検討されている方のお役に少しでも立てたなら幸いです。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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