【弓の又キャンプ場】満天の星空の下で避暑キャンプ

キャンプ
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きのです。

今回は東海を離れて、じぇと共に長野県の阿智村まで足を運んでみました。

驚くほど快適に景観を楽しみながら、ゆっくりとキャンプすることができました。

しかし事前に知って対策をしていたら、もっとキャンプを楽しめるだろうな……! と思うような部分もありましたので、そのことにも触れながらまとめていきます。

 

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基本情報

名称弓の又キャンプ場
所在地〒395-0304
 長野県 下伊那郡 阿智村 智里4259-923
アクセス
中央自動車道 園原ICから
 →約2分

愛知県名古屋市から高速利用
 →約1時間20分

愛知県名古屋市から下道で移動
 →約3時間
利用料【平日・日曜】
3,500円~4,500円
【土曜・最終日を除く連休】
4,500円~6,500円
 
(サイトによって値段が変わります)
営業期間4月~10月
チェックイン・アウトイン :12:00~17:00
アウト:~翌日11:00
連絡先0265-44-2662
ホームページ~日本一の星空の村 長野県阿智村~  
南信州 昼神温泉公式観光サイト
2023年12月現在

 

到着! キャンプを始めます!

サイトに到着……まもののむれがあらわれた!

山道をひたすら楽しんで、弓の又キャンプ場に到着です!

ここから3分ほど道なりに進むと、

サイトの入り口に到着! 管理棟はすぐ横です。

一つ注意点として、入口から管理棟に着くまでの道はだいぶ穴が開いているので、通るときは注意したほうが良いですよ

 

さて、キャンプ場に到着して管理棟の前に停車、受付をします。

すごく気の良さそうな管理人さんで、思わずほっこり。

今回お借りしたサイトはキャンプ場の奥の方なので、

キャンプ場中央にある傾斜の緩やかな道を登っていきます。

どのサイトも緑豊かで良いキャンプ場だと実感します。

さて。今回お借りしたサイトに車を停めてドアを開けると……

ブゥン!

突然車内へアブが侵入してきました。

私もじぇも慌てて車を飛び出すと、車の周りには大量のアブが

ハエみたいなアブや、ハチみたいなアブ。様々な種類のアブが車の周りを飛び交っています。

まさしく「まもののむれ」です 笑

どうやら車の排出する熱や二酸化炭素につられて集まってくるようなので、とりあえず車のエンジンを切ってアブたちに解散してもらった後、車内のアブもなんとか退治しました。

自然豊かなところには必ずと言って良いほど発生してしまう虫ですので、

「車を停めたらしばらく車内に待機。様子を見てから外に出るようにする」

といったことや、テント設営中等で彼らが現れた時の為に、

「虫よけや殺虫剤……武闘派でいくならハエ叩き等を準備しておく」

といった対策は必須だと実感しました。

 

弓の又キャンプ場は夕方からが涼しい

私たちが到着したのはだいたいお昼前だったのですが、気温は既に30度(8月初旬)を超えていて、設営時に汗だくになりました。

避暑に来たのに大丈夫かなぁ……とじぇと共に不安になりながらもキャンプを始めたんですが、全然大丈夫でした 笑

タープの下で微かに吹く風は生ぬるいものでは決してなく、むしろ冷たくて気持ち良かったです。

さらに夕方になると一気に快適な気温になって、焚火を最大限楽しむことができました

沈む夕日にひぐらしの鳴き声。快適な気温の中パチパチと爆ぜる焚火。

最高っ!!

2人してテンション高く、いつまでも会話が尽きませんでした。

 

夜も更けて21時を過ぎた頃。

「もうそろそろ星が見えるピークだよ」

と言って空を見上げるじぇ。

つられて見上げると、そこには満天の星空がありました

月明かりの中にちりばめられた数々の星。

本当に来てよかったなぁと思った瞬間でした。

写真が上手く撮れていなくてご紹介できないのが申し訳なく思うのですが、逆にご紹介できなくて良かったのではないかと思います。

あの景色はただ情景を切り取った写真ではなく、是非みなさまの目で直接見ていただきたいと強く感じる景色でした。

 

ちなみに後日、なぜ星が見えるピークの時間が分かったのか尋ねたら、

「そういうのが分かるサイトがあるんだよ」

と教えてくれました。

星の見やすいピークの時間帯は日によって違うみたいなので、事前に調べてみることをおすすめします

 

しかし注意点も……

朝方、ふと目を覚ましました。

薄着のせいもあってか結構寒い。

スマホを見ると、なんと気温は16度!

夏だからといって薄着のまま寝るのではなく、シュラフの用意や厚着をする等、ある程度の対策は必要だな、と感じました。

 

そしてテントから出ようとすると、、すごく湿っていることに気付きます。

テントやタープが朝露でベタベタに……しかも山と山の間にあるキャンプ場なので、なかなか太陽が当たらない!

そのまま片付けるか、もう少し待ってみるか……悩みつつ中途半端に撤収作業をしていたら、9時を過ぎてしまって。いつのまにか太陽が当たり始めたのでなんとか乾かすことができました 笑

気付いたのが、川沿いのサイトには太陽の光が当たるのがはやく、山沿いのサイトはなかなか太陽の光が届かない、ということです。

撤収時にテントやタープを乾かしてから帰りたい方は川沿いのサイトを。

チェックアウトギリギリまでキャンプを楽しみたい! という方は、山側のサイトを選ぶと、より長く快適に過ごせると思います。

 

散策していきます

設備情報や、全体的なサイトの配置や景観。番号付けされたサイトの中で、特徴のあるものについても簡単にまとめていきます。

 

設備情報

こちらが管理棟です。朝方撮ったので閉まっています。薪や炭・ジュースやビールも買うことができます。

また、詳細は分かりませんがお風呂もあります。

2020年8月1日現在、新型コロナウイルスの影響により、貸出を中止しているようです

ちなみに予約は電話でするのですが、その際イトの番号を指定して予約することも可能です(もちろん、その時に空いていれば、ですが 笑)。「大きめのところ」のようにざっくりとした要望を管理人さんにお伝えしても対応してくれますよ。

続いて炊事場です。

蛇口をひねって出る水は飲むことができます

炊事場に隣接して、くつろぎスペースが。

更に足洗場もあります。

川で遊んだ後に、こちらで綺麗に洗うことができます。

足洗場の背後には灰捨て場としてバケツが置いてあります。

なお、管理棟にもあるので、どちらか近い方に捨てに行くと良いですね。

最後にトイレです。

全体的に綺麗めです。

ちなみにウォシュレットは男性用のトイレにはありません。女性用には付いています

 

全体的なサイト配置について

受付~32番まで、中央に伸びる道路は緩やかな傾斜になっています。

広さによって値段が分けられていますが(緑が小、黄色が大)、狭い方のサイトの中で更に大小があるように感じました。

ぱっと見の印象だと、大体炊事場より奥のサイト(19~)は番号が若いサイトより広い印象。逆にそれより番号が若いサイト(~18)は狭い印象でした。

1~9は特に狭いかな? と思いました。

19~だと場所と乗り入れる車によっては、ソロテント3つと小さいタープ1つがかなりギュウギュウでぎりぎり行けるかどうか……くらいの広さに感じました。

川とサイトの間には小道があって、マイナスイオンを浴びながら木漏れ日を堪能することができます。

また川に入ることもできるので、川遊びをすることができます

釣り竿を持っている人もいたので、何かしら釣れるのかもしれません。

 

5.7.9.11.14.15.17番サイト

これらのサイトは全て山側にあり、サイトと山の間に小川が流れています。

このような雰囲気の川ですね。

写真の撮り方が下手で申し訳ないのですが、7番、9番サイトの間には小さな滝があって特に涼しいです。

この山側サイトを利用されていた方は、この小川の方向を向いて設営している人が多かったです。

 

8番サイト

唯一サイト内にベンチがあります

荷物を置くもよし。腰かけるもよし。

使い道は多岐に渡ります。

キャンプし始めの、まだキャンプギアが充分にそろっていない頃。備え付けの椅子やテーブルがあると本当に助かる、ということを思い知りました。

その思い知らせてくださったデイキャンプ場は以下の場所です。

もしご興味があればついでにどうぞ。

 

28番サイト

今回利用したサイトです。

隅っこのサイトで、周りのサイトに比べると若干小さいです。

ソロテント2張りと小さめのタープ1張り+1台駐車で少しゆとりが出るくらいの広さでした。

ただ隅っこのおかげか、炊事場や管理棟周辺よりも人を気にしなくても良さそうです。

また弓の又川に隣接する小道に直接アクセス可能なので、川への行きやすさが抜群に良いです。

更に上流側にそびえる山が綺麗に見えますので、景観は非常に良い印象です。

 

32番サイト

真ん中に大きな石がある、ユニークなサイトです。

テント区画と駐車区画と分けて利用する感じでしょうか。

車を数台で乗り入れる場合、32番だと使い勝手が良さそうです。

奥側の敷地に車を停めると良さそうですね。

 

周辺情報

野熊の庄 月川

弓の又キャンプ場から歩いて行ける距離にある温泉。

キャンプ場の管理人さんに近くの温泉を尋ねたところ、この温泉の特別割引券(利用時間11:00~17:00)をいただきました(管理棟備え付けのお風呂が使えないための期間限定なのかな……?)。

屋根が無く、星空を眺めながら入浴できる露天風呂はすごく気持ち良いんだろうなぁ……。

今回は昼間に温泉のみ利用させていただいたので、旅行でこちらの方へ来たときに宿泊してみたいと思います。

ちなみに温泉についてはじぇがまとめてくれています!

 

JAみなみ信州園原支所

弓の又キャンプ場へ下道で向かう途中、必ず通る道沿いにあるJAさんの支所です。

弓の又キャンプ場から数分のところにあります。

 

湯ったりーな昼神

公営の温泉施設。昼神温泉郷にあります。

弓の又キャンプ場から車で約15分走ると訪れることができます。

打たせ湯や座湯等、種類豊富な温泉に、名前の通り「ゆったり」することができました。

しかもこちらには温泉だけでなく、ある施設も併設されているんです!

詳細は以下にまとめていますよ。

 

Aコープ ラックあち店

豊富な食材を取り揃えています。

昼神温泉郷でゆったりするついでに買い出しに行こう、ということで寄ってみました。

そこまで距離は感じませんでした。

しかし帰りは注意!

256号線と153号線の合流ポイントで道を間違えると、名古屋方面に向かう山道に入っちゃいます。

もし間違えた際は、間違えてから一番最初の右折ポイントを右折すれば修正できます。

 

弓の又キャンプ場 まとめ

弓の又キャンプ場の案内板から管理棟に着くまでの道は穴が多い。通行する際は注意!

自然豊かでアブが多い。車に寄って来るので、エンジンを切って駐車した際はしばらく様子を見てから外に出た方が良いです。虫対策も入念に!

日中は日差しで暑いですが、風は心地良い。夕方以降は更に涼しい(8月上旬)。

その上満天の星空を楽しむことができます。

楽しめるピークは日によって違うので、スマホで調べてみましょう。

夏でもある程度の寒さ対策は考えておいた方が良いかもしれません。

また朝霜によるテント・タープの濡れが気になる方は、日差しの関係から川沿いのサイトを選ぶと良いかもしれません。

予約の際、要望があれば伝えましょう。快く聞いてくださいます。

トイレについてはウォシュレットは女性のみ。

サイト番号それぞれの情報は、画像と共に本文を読んで頂く方が分かりやすいと思います。

 

最後に

自然を存分に堪能できるキャンプ場でした。

特に星空!

もっともっと宿泊したかったです!

今回は行けませんでしたが、標高1400mの「ヘブンスそのはら」に向かうゴンドラがすぐそこにあり、より綺麗な星空を楽しむことができます。

弓の又キャンプ場を利用される際は、こちらの利用も考えてみるとより楽しめそうですね。

それでは。

 

当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。

その他のキャンプ場については以下をご覧ください。

 

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