みなさんは川原を掘れば手軽に温泉を楽しめる川があることはご存知でしょうか。
夏には川遊びをして、冷えた身体を掘って湧いた温泉で温める。
冬には川に造られた天然の大露天風呂を楽しむ。
今回はそんな楽しみ方ができるにもかかわらず、格安で24時間以上滞在可能な「田辺川湯キャンプ場」についての記事です。
田辺川湯キャンプ場の基本的な情報や設備・サイト情報。
それらに加えて周辺施設のお役立ち情報を解説していきますよ!
「田辺川湯キャンプ場ってどのようなキャンプ場?」
と、気になられている方のお力になれれば幸いです。
基本情報
名称 | 田辺川湯キャンプ場 |
所在地 | 〒647-1717 和歌山県 田辺市 本宮町 川湯1288 |
アクセス | 愛知県 名古屋市から高速利用 → 約3時間30分 三重県 津市から高速利用 → 約2時間30分 大阪府 大阪市から高速利用 → 約3時間 和歌山県 和歌山市から高速利用 → 約2時間10分 |
利用料 | 【1泊2日】 中学生以上 700円/1人 小学生以下 500円/1人 車 700円/1台 バイク 200円/1台 【デイキャンプ】 中学生以上 500円/1人 小学生以下 300円/1人 車 500円/1台 バイク 200円/1台 |
営業期間 | 通年営業 (天候によって臨時休業あり) |
チェックイン・アウト | 【 イ ン 】8:00〜18:00 【アウト】〜翌12:00 |
連絡先 | 0735-42-1168 |
ホームページ | 田辺川湯キャンプ場 |
*ペットはしつけのできている犬・猫のみ同伴可能。
格安な中規格キャンプ場!
田辺川湯キャンプ場の料金設定はシンプルで、大人1人700円+小人1人400円+車1台700円。
ソロであれば1,400円。
夫婦2人と小学生以下の子ども2人であれば、2,900円。
格安です!
しかも用意されている設備が良い!
綺麗に手入れされた炊事場や、最新式のトイレ。
ゴミを捨てることも可能!
設備面で困ることは一切ありません!
ソロでもファミリーでも、幅広い客層にオススメのキャンプ場ですよ!
24時間以上滞在できる!
前述のように利用料が格安なことに加えて、田辺川湯キャンプ場は滞在時間が長い!
8:00からチェックイン開始で、翌12:00まで滞在できるので、最長28時間滞在可能!
特にチェックアウトの時間が遅いおかげで、ゆっくり撤収できるのは大きな魅力ですね!
田辺平湯キャンプ場では日々の喧騒から離れて、長い時間大自然を満喫できますよ!
直火OK!
田辺川湯キャンプ場の川原サイトでは、直火での焚き火を楽しむことができます。
周辺の石を集めてオリジナルのかまどを作り、そこで焚き火を楽しむーー直火を楽しめるキャンプ場は減ってきているので、普段とは違ったキャンプを楽しむことができますよ!
ただ残念なことに、後処理をせずに放置する「焚き逃げ」が散見されました。
利用者のマナーが悪ければ、せっかくの直火ができなくなってしまうこともあります。
もし直火での焚き火をされるならしっかりと後処理をし、直火ができる環境をみなさんの手で守っていきましょう!
川がすぐそば!
田辺川湯キャンプ場に沿うように、大塔川が流れています。
少し深めの場所もあれば、足首くらいまでの浅瀬の場所もあり、バリエーション豊かな川遊びができます。
また全体的に川の流れが緩やかなので、小さなお子さんでも安心して川遊びを楽しめますよ!
川原サイトであれば川まで数秒のところに設営することも可能なので、川遊びをメインに考えられる方はぜひ選んでみてはいかがでしょうか。
またキャンプ場のすぐそばにある「川湯温泉」の川では、川原を掘ると温泉が湧き出ます。
夏場、川遊びで冷えた身体をオリジナルの天然温泉で温めることができるので、普通では絶対に体験できない川遊びが楽しめますよ!
スコップが必須なので、もし遊びに行かれる場合は必ず持参しましょう!
予約は不可
田辺川湯キャンプ場ではネット予約・電話予約共に受け付けていません。
利用日当日に、直接訪問します。
良い場所を確保できるかどうかは先着順の早い者勝ちとなりますので、設営場所の選択肢を増やしたい方は朝一番に到着したほうが良いかもしれません。
また前述のようにチェックイン8:00〜、チェックアウト〜翌12:00と滞在時間が長いので、到着する時間帯によっては前日の利用者がまだ滞在していることも。
11:00〜12:00の間に到着して、前日客の撤収後を狙うのも1つの方法です。
どちらにせよ、早め早めの行動を心がけることをオススメしますよ!
設備情報
この項目では田辺川湯キャンプ場の設備について解説していきます。
なお全体図を確認したい方はこちらからご確認ください。
管理棟
田辺川湯キャンプ場の入口に、検問所のような建物があります。
こちらが管理棟です。
到着したらまず、番号が割り振られた駐車場に車を停めます。
その順番でチェックインが始まりますので、なるべく若い番号に停めた方が良いですよ。
チェックインが終わったあとは、場内の好きなところに設営をします。
全面フリーサイトですので、早いもの勝ち。
サイトの様子については、後述の「サイト情報」で解説していきます。
ちなみに管理棟では以下のものが販売されていました。
ロックアイス 1kg 300円 | 2Lペットボトル水 150円 | カップラーメン | 食器用洗剤 | 薪 | アイスクリーム 100〜200円 | 天然うなぎ 100g 1,000円 |
冷却用氷 1kg 200円 | 500mlペットボトル(水、お茶など) 100円 | お菓子 | スポンジ | 木炭 3kg 500円 | 鮎 |
その中でも目に引くのが、鮎とうなぎの販売。
今回利用した時は両方とも売り切れだったので残念でしたが、もし販売されていたら購入してみるのも面白いかもしれませんね。
薪は2種類。
1カゴでの販売と、1束での販売です。
カゴは1,500円(カゴ返却時に500円キャッシュバック)。
スギの束が800円。
スギの束は他のキャンプ場と比べると少し高めに見えますが、量が多いので妥当な値段設定だと思いますよ。
また管理棟では、ここから車で約5分のところにある「わたらせ温泉」の100円割引券が配布されています。
利用する場合は必ずいただきましょう!
トイレ
トイレはキャンプ場の中央に1箇所と、川原サイト向けの仮設トイレが1箇所。
中央トイレは洋式で、便座ヒーター・ウォシュレット付き!
正直、このキャンプ場の値段設定で綺麗な洋式トイレがあるのは初めてです(笑)
トイレにこだわりのある方でも、安心して利用できますよ!
しかし川原サイトを利用される場合、場所によっては中央トイレまで少し距離があります。
川原サイト入口〜 | 4WD専用川原サイト入口〜 | 4WD最奥〜 |
1分34秒 | 4分4秒 | 5分17秒 |
もしトイレから遠い位置に設営をする場合、川原サイトにある仮設トイレを利用することもできます。
ですが簡易水洗ではなく和式のボットンタイプで、今回利用したド平日でも若干の異臭が……。
これが土日だとさらに臭いが強くなる可能性は十分にありますよ。
川原サイトを利用する場合、トイレまでの許容時間によって場所を検討してみても良いかもしれませんね。
ちなみに中央トイレ付近には、自動販売機も設置されていました。
だいたいの飲み物が140円。
少し割高ですが、飲み物が足らなくなった時も安心ですね!
炊事場
炊事場は中央トイレの目の前と各サイトにあります。
上の画像スライドは中央トイレの炊事場のものです。
全て冷水のみで、温水には対応していません。
また洗剤やスポンジなどは常備されていませんので、自分で用意する必要があります。
万が一忘れてしまった場合は、管理棟で購入できますよ。
ですが、洗剤は利用するキャンプ場によっては家庭用洗剤の使用を禁止しているところもあります。
今後のキャンプライフを楽しむうえで、植物性の環境にやさしい洗剤を常備しておくと良いですよ。
各サイトの炊事場については、後述の「サイト情報」で改めて解説しますね。
また中央の炊事場には、洗濯機が設置されていました。
1回200円で利用できますが、なかなか古め……。
気になる方は田辺川湯キャンプ場から車で約5分のところにある「わたらせ温泉」にもランドリーがありますので、温泉ついでに利用してみてはいかがでしょうか。
わたらせ温泉については、後述の「周辺情報」で解説していますよ。
ゴミ捨て場
田辺川湯キャンプ場のゴミ捨て場はかなり便利で、なんと各サイトごとに捨てる場所があります!
芝生サイトにはサイトの中央隅に。
川原サイトにはその入口と簡易トイレの横に。
撤収がはかどるのでありがたいですね!
ちなみに捨てられるものは燃えるゴミ(生ゴミ、神、プラスチック類)、アルミ系のゴミ、消し炭や灰、ビン(電池、ライター含む)、缶(網、ボンベ含む)、ペットボトル。
そのうちビン、缶、ペットボトル以外は袋にまとめる必要があるため、袋は複数枚用意しておきましょう。
特に消し炭や灰も袋にまとめる必要があるため、ご注意ください。
撤収する日の朝も焚火をしたり炭火を使いたい方は、火消し壺の用意が必須ですよ!
野菜直売所
田辺川湯キャンプ場には、管理棟に併設する形で、野菜の直売所が設置されています。
こちらでは地元の方が育てた新鮮な野菜が並ぶようです。
今回利用した時は平日で利用客が少なかったためか、1つも置いてありませんでした。
その季節の旬な野菜が並ぶとのことなので、もし見かけたら購入してみてはいかがでしょうか。
サイト情報
この項目では田辺川湯キャンプ場のキャンプサイトや宿泊施設について解説していきます。
「川原サイト」は基本的に直火可能です。
また場内灯が一切ありませんのでご注意ください。
その分、星空がより鮮明に眺められますよ!
芝生サイト
芝生サイトは車を横付けできず、荷物を運ぶ必要のあるフリーサイトです。
川に沿って横長に設定されています。
場内の道路は駐停車禁止で、専用の駐車場から荷物を運ぶ必要があるため、どうしても駐車場付近のエリアが人気。
駐車場からサイト最奥までは荷運びするには距離があるので、もし奥の方に設営することになった場合はアウトドアワゴンは必須ですよ。
サイトは少し硬めで、粘土質。
たまに石に当たります。
アルミでは心もとないので、鍛造性のペグを用意した方が良いかも。
芝生サイトに設置されている炊事場は最奥エリアにあります。
そのため最奥エリアに設営した場合はかなり便利ですが、駐車場付近に設営した場合は少し遠いかも……。
トイレ前にある中央炊事場を利用する方が近いので、設営した場所によって使い分けましょう。
そんな芝生サイトのオススメ設営ポイントは、川沿い!
視界を遮るものがなく清流を眺められるので、かなりオススメです!
しかも日中の長い間が木陰になるので、夏でも涼しく過ごすことができますよ!
特に駐車場付近の川沿いに設営すれば、荷運びも楽!
川沿いエリアの中でも、特にこの場所を確保することをオススメしますよ!
ただ、今回利用した8月の下旬頃は、15:00〜16:30までの間は日向になっていました。
荷運びの距離が若干伸びますが、15歩ほど奥に進んだ竹が生えているエリアに設営すると、この時間帯も木陰になりますよ。
川原サイト(上段)
川原サイトの上段エリアは、大きく2エリアに分けられます。
①芝生サイト隣接エリアと②それ以外のエリアです。
①芝生サイト隣接エリアの大きな利点としては、中央トイレとその目の前にある炊事場が近いことです。
川原サイトの中でも特に利便性が高いエリアで、しかもこのエリアは芝生サイトに隣接しているため、木陰ができやすい環境にあります。
そのためか、このエリアに設営される方が多い印象でした。
続いて②それ以外のエリアです。
こちらは背後が山になっているので、日が登れば濃い日陰になる点が大きなメリットです。
散策して気づきましたが、芝生サイトよりも涼しいです(笑)
しかし個人的にはですが、芝生サイトの川沿いと比べると、景観が劣ります。
景観を取るのか、涼しさを取るのかで選んでみても良いかもしれません。
ちなみに川原サイトの炊事場が近くにあるので洗い物には困らず、また入口付近に設営すれば中央トイレも比較的近いです。
奥に行けば行くほど中央トイレから離れていきますので、仮設トイレが許せる方であれば、奥のエリアを利用してみても良いかもしれませんよ。
川原サイト(下段)
前述の川原サイト(上段)から更に川原へ降りたところに、下段サイトがあります。
一方通行でぐるっと楕円を描くように道路が作られていて、その道路上でなければどこでも設営できます。
このサイトの大きな魅力は、なんといっても川が目の前なこと!
目の前を流れる清流に心癒されながら、キャンプを楽しむことができます!
歩いて数秒で川遊びができますよ!
ただ日陰は日が落ちるまでありませんので、タープの用意は必須。
加えて川が増水した時に危険なので、水際から2〜3mは離れて設営する必要があります。
離れているから安全、というわけでもなく、前日の雨や今後の雨予報によっては危険な場合もあります。
運営されているのは地元の方々なので、心配な方はチェックイン時に確認することをオススメしますよ。
サイトの状況としては、大きめの石がごろごろとしています。
ある程度の整地と、居住スペースや寝床を工夫した方が良いかもしれません。
またペグは鍛造のものがあると良いですよ。
設備面では、中央トイレからは少し距離があります。
歩いて2〜3分くらいの距離でしょうか。
加えて炊事場は川原サイトのものを使うことになります。
田辺川湯キャンプ場唯一のステンレス製のシンクで、温水には対応していません。
下段から上段に上がるための階段があるので、利用の際は楽に移動できますよ!
川原サイト(4WD専用)
この項目からは、川原サイトの4WD車限定の川原サイトについて解説していきます。
なおこのサイトで車が動かなくなってしまった場合、JAFを呼んだり保険会社に連絡したりと、自分で対処する必要がありますので、ご注意ください。
4WD車専用のエリアは、大きく分けて3つあります。
①川原サイト入口最下段
②川原サイト(下段)の最奥
③橋の下
順番に解説していきますね!
まずは①川原サイト入口最下段です。
海岸の砂浜のようなさらさらに覆われていて、歩いた感触はまさに砂浜!
ふかふかで気持ち良いですよ!
ただし当然、ペグは長い物を用意しましょう。
川まで歩いて数秒なので、より川を間近に感じながらキャンプがしたい方にとってオススメですね。
中央のトイレや炊事場も比較的近いので、4WD車専用のサイトの中では1番良いエリアですよ!
続いて、②川原サイト(下段)の最奥。
こちらは大塔川の本流と支流に面したエリアです。
川原サイト(下段)と同じく背後が山で、加えて川が近いため、涼しさが段違い!
田辺川湯キャンプ場内で1番涼しいエリアですよ!
ですが最奥のエリアのため当然ながら、中央トイレまでは最も遠い。
仮設トイレの利用を許すことができれば、最高の環境ではないでしょうか。
また、このエリアはかなり微妙なラインですが、中州になっているようにも見えます。
増水時の心配もありますので、利用の際は必ず管理人さんに状況を聞いてからにした方が良いと思いますよ。
ちなみにこちらも①と同じで、砂浜のような地質になっているので、長めのペグが必須です!
最後に③橋の下です。
このエリアへ行くには、一度管理棟から河原サイトまで移動し、河原に降り、更にそこから上流側へ走っていく必要があります。
田辺川湯キャンプ場入り口の橋まで戻るので、結構な距離がありますよ。
また、その道中は砂浜のように柔らかい地面や、大きな石がゴロゴロしていて走りにくい道を越えて行きます。
4WD車でも、かなり運転に慣れた方でないと大変かもしれません。
加えてキャンプサイトも大きな石で埋め尽くされているので、上級者向けのエリアですね。
……利用しようとする方は少ないと予想されるので、プライベート感の強いキャンプを楽しむことができそうですよ!
このエリアを選ぶ場合、近くにある設備はゴミ捨て場のみで、橋の下の坂道を上ったところに設置されています。
その他の設備は主に中央のトイレ・炊事場を利用することとなります。
結構な距離があり、加えて夜は真っ暗で足場の悪い中を移動する必要があるため、正直あまりオススメはできません。
よほどのことがない限り、前述のキャンプサイトの中で良さそうな場所を見つけた方が良いかもしれませんよ。
周辺情報
この項目では、田辺川湯キャンプ場の周辺にある施設や、他のキャンプ場について解説していきます。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
周辺のみならず、様々なキャンプ場を調べたい方は以下をご覧ください。
なお田辺川湯キャンプ場の周辺には、買い出しに適した施設がありません。
地元で買い出しを済ませておくか、愛知県方面にお住まいの方は三重県熊野市、大阪府方面にお住まいの方は和歌山県田辺市で買い出しすることをオススメします。
川湯温泉 仙人風呂
所在地 | 〒647-1717 和歌山県 田辺市 本宮町 川湯 |
利用料 | 無料 |
営業時間 | 6:30〜22:00 |
連絡先 | 0735-42-0735 (熊野本宮観光協会) |
ホームページ | 熊野本宮観光協会 |
田辺川湯キャンプ場から歩いて11分23秒のところにあります。
川湯温泉の無料駐車場を利用すれば、約5分短縮の6分2秒。
後述の共同浴場横にある有料駐車場を利用すれば、目と鼻の先。
ここでは12月〜2月の間、川に作られた天然の温泉風呂を利用することができます。
ですが水着着用が必須で、無料駐車場に更衣室があります。
が、閉鎖されていたり、もし開いていても混雑が予想されますので、利用する場合は自分のテントで水着を着用してから向かうと良いですよ。
また、夏場には川遊びも可能!
流れが緩やかで田辺川湯キャンプ場よりも深めのポイントが多いため、本格的な川遊びが楽しめますよ!
そして川遊びで身体が冷えたなら。
スコップで川を掘れば温泉が湧きだすので、オリジナルの天然温泉を作ってゆったりリラックス!
これまでにない川遊び体験ができること間違いなしですよ!
川湯温泉 公衆浴場
所在地 | 〒647-1717 和歌山県 田辺市 本宮町 川湯1425-2 |
利用料 | 【中学生以上】 250円 【小人】 130円 |
営業時間 | 6:30〜20:00 (毎週火曜日 定休) |
連絡先 | なし |
ホームページ | 熊野本宮観光協会 |
田辺川湯キャンプ場から最短の距離にある公衆浴場です。
大人1人250円、小人1人130円と、かなりお安く利用できるのが魅力!
加えて勢いよく溢れる源泉かけ流しのお湯を、贅沢に堪能できますよ!
ほのかに香る硫黄臭とアツアツのお湯で、キャンプの疲れを吹き飛ばしてみてはいかがでしょうか。
注意点としては、公衆浴場専用の駐車場がありません。
隣に有料駐車場はありますが、無料で車を駐車したい場合、川湯温泉の駐車場に停める必要があります。
そこから公衆浴場まで歩くと約6分かかりますよ。
またドライヤーはありますが、シャンプー類は設置されていません。
自分で用意するか、石鹸・シャンプーをそれぞれ50円で購入する必要がありますよ。
わたらせ温泉 大露天風呂
所在地 | 〒647-1733 和歌山県 田辺市 本宮町 渡瀬45-1 |
利用料 | 【大人】 900円 【小人】 450円 |
営業時間 | 6:00〜22:00 (最終受付21:30) |
連絡先 | 0735-42-1185 |
ホームページ | けやきの杜 わたらせ温泉 |
田辺川湯キャンプ場から車で約5分のところにある大浴場です。
前述の「川湯温泉 公衆浴場」が内湯と洗い場しかないのに比べて、こちらにはなんと内湯1つ、露天風呂が5つあります!
ほのかに香る温泉の匂いと、とろみのある泉質が最高!
かなり広く、開放的な環境の中で温泉を楽しめますよ!
加えて、露天風呂は奥に行けば行くほど温度が下がっていくので、自分に合ったお湯の温度で浸かれることも1つの大きな魅力ですね!
店内にはお土産も充実しているので、キャンプ終わりにこちらを利用しつつ、お土産を買っていっても良いかもしれません。
ちなみにこちらを利用する場合は田辺川湯キャンプ場の管理棟で、わたらせ温泉の割引券をもらっておくことをオススメしますよ。
またこちらにはコインランドリーも設置されているので、温泉を利用するついでに濡れた水着や衣服を洗濯しておいても良いかもしれませんね。
道の駅 熊野・板屋九郎兵衛の里
所在地 | 〒519-5413 三重県 熊野市 紀和町 板屋82 |
営業時間 | 10:00〜16:00 |
連絡先 | 0597-97-0968 |
ホームページ | 道の駅 熊野・板屋 九郎兵衛の里 |
田辺川湯キャンプ場から車で約25分のところにある道の駅です。
愛知県方面にお住まいの方であれば、キャンプ場へ向かう途中の道沿いにありますよ。
小さな道の駅ですが、数々の特産品が販売されています。
その中でも特に目を引くのが、三重ブランドで唯一の地鶏「熊野地鶏」。
つくねや焼き鳥、ハンバーグ、カット・スライス肉・ソーセージ、手羽先など、バリエーション豊かに陳列されていますよ!
……ハンバーグ、ぎっしり詰まった肉々しい触感と、脂身が少な目にもかかわらず口の中に広がる旨味が絶品でした……!
田辺川湯キャンプ場でキャンプを楽しまれる際は、こちらで熊野地鶏を入手されることを強くオススメしますよ!
また、この道の駅には薪やスウェーデントーチも販売されていました。
クヌギの薪が1束1,000円。
スウェーデントーチは種類により1,000円~1,500円。
割高な薪はともかく、スウェーデントーチは購入を検討してみても良いかもしれませんよ!
飛雪の滝キャンプ場
田辺川湯キャンプ場から車で約32分の場所にあるキャンプ場です。
愛知県方面にお住まいの方であれば、こちらの方が田辺川湯キャンプ場よりも近いですよ。
こちらの最大の魅力は「キャンプサイトから滝が見えること」。
四六時中、いつでも滝を眺めることができますよ!
またテントサウナも設置されていますので、サウナで整った後は滝ツボにドボン!
普段ではできないサウナ体験ができてしまいます!
存分にサウナを楽しんだ後は、用意された椅子に腰かけて、滝を眺めながらまったりとした時間を過ごしたり。
夜には色とりどりにライトアップされた、幻想的な滝を眺めたり。
まさしく「滝キャンプ」を楽しむことができますよ!
CAMP Knot
田辺川湯キャンプ場から車で約1時間20分の場所にある、海を望めるキャンプ場です。
関西方面にお住まいの方であれば、こちらの方が田辺川湯キャンプ場よりも近いですよ。
景観にこだわるなら、オーシャンビューの区画サイト一択!
太平洋の水平線を、いつまでも眺めることができます!
また、このキャンプ場から歩いていける距離に、海の見える温泉が!
さらにキャンプ場周辺には海水浴場、ダイビングショップ、観光施設など、遊べる施設がいっぱい!
長期滞在で観光も兼ねたキャンプを企画してみても面白いかもしれませんよ!
田辺川湯キャンプ場 まとめ
キャンプ場の料金設定がシンプルで、非常にリーズナブル!
最長28時間と、滞在時間が非常に長い!
河原サイトのみ、直火が可能!
見ていて悲しくなるくらい、直火の跡が散見されます。みなさんのお力で、直火のできる環境を守っていきませんか?
川遊び可能! すぐそばの「川湯温泉」の川では、川遊びに加えて自家製の温泉風呂を作って楽しめます。
予約は不可。先着順の受付で、場所は早い者勝ちです。
薪は2種類。1カゴ1,500円で、カゴ返却時に500円キャッシュバック。1束は800円。値段の割に漁が多いので、妥当な値段設定だと思います。
近隣の温泉施設「わたらせ温泉」の割引券が、管理棟で配布されています。
キャンプ場中央にあるトイレは、便座ヒーター・ウォシュレット付き!
河原サイトのトイレは和式のボットンタイプ。悪臭が漂います。
炊事場には全て給湯器がありません。また洗剤やスポンジも常備されていません。
洗濯機あり! ですがなかなかの年代物です。気になる方は近隣の温泉施設「わたらせ温泉」にもありますので、そちらを利用しましょう。
各サイトにゴミ捨て場有り! 手軽にゴミが捨てられます。
キャンプ場周辺には、買い出しに適したスーパーがありません。事前の買い出しをオススメします。
田辺川湯キャンプ場の各キャンプサイト情報については、本文でご確認ください。
最後に
いかがでしたか。
設備の状況が良く、自然豊かで川遊びや温泉も楽しめる。
にもかかわらず、利用料金が圧倒的に安い!
充実したキャンプを楽しめること間違いなしのキャンプ場ですよ!
この記事が田辺川湯キャンプ場の利用を検討されている方のお役に、少しでも立つことができたのであれば幸いです。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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