2022年4月23日にオープンした「仁崎キャンプ場」。
愛知県の田原市にあり、海を一望できる開放的な環境が整っています!
今回の記事ではそんな仁崎キャンプ場の基本的な情報や設備・サイト情報。
それらに加えて周辺施設のお役立ち情報を解説していきますよ!
「仁崎キャンプ場ってどのようなキャンプ場?」
と、気になられている方のお力になれれば幸いです。
基本情報

名称 | 仁崎キャンプ場 |
所在地 | 〒441-3435 愛知県 田原市 仁崎町 黒石24 |
アクセス | 愛知県 名古屋市から高速利用 → 約1時間50分 岐阜県 岐阜市から高速利用 → 約2時間30分 三重県 四日市市から高速利用 → 約2時間10分 静岡県 浜松市から下道 → 約1時間10分 |
利用料 | 【オートサイト】 5,000円/1泊 3,500円/日帰り 【テントサイト】 4,000円/1泊 3,000円/日帰り 【ソロ】 2,000円/1泊 2,000円/日帰り *日帰りは9:00〜16:00。 |
営業期間 | 通年営業だが、基本的に土日祝のみ営業。 |
チェックイン・アウト | 【 イ ン 】13:00〜17:00 【アウト】〜翌11:00 |
連絡先 | 0531-25-0276 070-2666-1805 (上記「営業期間」のみ) |
ホームページ | 仁崎キャンプ場 |
*リード着用・フンを持ち帰るという条件で、ペットの同伴が可能です。
海が目の前のキャンプ場!

仁崎キャンプ場は海岸線に沿って作られたキャンプ場で、目の前が海!
しかも防波堤が低いので、利用するサイトによっては椅子に座っていても海を眺められるんです!
さざなみの音色と共に、いつまでも眺めていられますよ!
まさに臨海キャンプにもってこいのキャンプ場です!
釣りもできる!
仁崎キャンプ場では海を眺めるだけでなく、釣りも可能!
この周辺では、メバル、ヒイカ、アナゴ、セイゴ、アジ、キスなどが釣れているみたいです!
釣った魚を調理して、キャンプ中に食べる――良くないですか?
「釣り×キャンプ」で、キャンプでの体験をより彩れる環境が整っています!

ちなみに海水浴はできませんが、砂浜や磯で遊ぶことはできますよ。
海水浴を楽しみたい場合は、車で約5分のところに「白谷海水浴場」があるので、そちらを利用すると良いですよ!
大通り沿い

仁崎キャンプ場は海沿いに作られていますが、すぐ背後には国道が通っています。
そのため日中は常に車の走行音が聞こえてきます。
加えて夜でもたまに車が走るので、気になる人は気になるかもしれません。
「海のさざなみと焚き火のはぜる音を BGMに、自然を楽しみたい」
という方には不向きな環境かもしれませんよ。
薪が安い!
仁崎キャンプ場の薪は、1バケツ300円。
他のキャンプ場の一般的な薪の束と比べると、1、2本くらい少なめな印象。
ですが十分割安な薪だと感じました!

また、とても嬉しかったのが、管理スタッフさんが帰ったあとも薪が購入できるよう、管理棟の裏にある程度薪を出しておいてくれたこと。
夜間、管理スタッフさんがいないときでもこの薪を使えます!
使った分は翌日に精算するので、夜に薪が足りなくなった時でも安心して焚き火を楽しめましたよ!
設備情報
この項目では仁崎キャンプ場の設備について解説していきます。
なお全体図を確認したい方はこちらからご確認ください。
管理棟
管理棟は国道にある案内板に従ってキャンプ場の入り口から入り、一本道を進んだ右手にあります。
受付時に場内説明のファイルと利用許可証を受け取り、許可証はテントの見えるところに付けます。
帰る時にはこれらを返却することで、チェックアウトの手続き完了です。

管理棟は基本的に9:00~18:00の間に開いており、それ以降はスタッフさんが不在となります。
それと同時に入口が施錠されますよ。
管理スタッフさんは日によって変わるみたいですが、今回対応してくれた方は本当に良い人!
話していて楽しい、軽快な方でした!
その方のおかげで、気持ち良くキャンプを楽しむことができましたよ!
ただ残念なことが1つ。
仁崎キャンプ場は公式HPからネット予約をするのですが、当日伺った時には予約されていない状態でした。
今回担当してくださった管理スタッフさんの機転で利用できましたが、これがもしハイシーズンの混雑時だった時のことを思うと……。
予約をした際は、確実に予約ができているか電話で確認をしておいたほうが良いかもしれません。
2023年2月時点でのことなので改善はされるとは思いますが、一応の参考のために記載させていただきます。

ちなみに、チェックイン時にいただくものの中に、生ゴミ用の袋があります。
炊事場で出た生ゴミは全てこちらにまとめ、サイトに持ち帰りましょう。
仁崎キャンプ場ではゴミを捨てられず、全て持ち帰る必要がありますのでご注意ください。
炊事場
炊事場は管理棟の裏にあります。
蛇口は10個。
洗剤やスポンジなどが備え付けられていました。
ただ、ずっと置かれているタイプのものでしたので、気になる方は自分で用意をしたほうが良いかもしれません。

夜間、炊事場の照明は柱のスイッチでオン・オフします。
きちんとライトを落としておけば夜間の雰囲気が壊れませんよ!
ただしライトが消えていた場合は真っ暗になりますので、ランタンの持ち歩きは必須。
加えて利用するサイトによっては炊事場まで距離があります。
洗い物の際は、食器類をまとめて持ち運べるように工夫しておくと便利ですよ!
また前述したように、仁崎キャンプ場では炊事場で出た生ゴミも含めて、全てのゴミは持ち帰りです。
受付時に生ゴミ用の袋をいただけますので、洗い物をされる際はこちらを持参し持ち帰る必要がありますよ。
トイレ・シャワー
トイレは管理棟の目の前にあります。
洋式と和式の個室があって、共に水洗。
洋式は便座ヒーター・ウォシュレットが付いていませんでした。
人感センサーでライトがオンオフするので、夜間の雰囲気も壊さないトイレでしたよ。

ちなみにこのトイレには鉄板などの専用の洗い場があります。
食器などの洗い物は炊事場、それ以外はこちらを利用しましょう。
また温水シャワーも併設!
3分100円で利用できるので、夏場に汗を流す時に便利かもしれませんよ!
ちなみに車で12分のところに温泉施設があるので、夜にお風呂へ入りたい方は、そちらを利用してみても良いかもしれませんね。
温泉施設の詳細は、後述の「周辺情報」でまとめていますよ!
炭捨て場

炭捨て場は管理棟とトイレの間にあります。
四方が柵に囲まれているので、すぐにわかると思います。
焚き火やBBQで出た消し炭は、こちらの穴に捨てます。
キャンプサイトを利用する場合はここまで少し距離がありますので、火消しつぼがあるとより安全に消し炭を持ち運べますよ。
サイト情報
この項目では仁崎キャンプ場のキャンプサイトについて解説していきます。
なお全体図を確認したい方はこちらからご確認ください。
テントサイト
テントサイトは全部で38区画あり、1区画4m×4m。
埋め込まれたロープで仕切られています。
サイト内に乗り入れ不可!
そのため、周辺の駐車スペースから荷物を運び入れる必要があります。
車の横付けが出来ない分、隣のサイトとは密集している印象でした。
ですがその分、防風林の木漏れ日の中でキャンプができるため、夏場のキャンプに良いかも!
しかも地面は木のチップが敷き詰められていてふかふかです!
時期によっては天然の着火剤――松ぼっくりも拾えますよ!
ただし注意点もあります。
まず1つ目は、炊事場は近いがトイレは遠いという点。
炊事場はテントサイトから見える位置にあるため近いのですが、トイレはオートサイト側にあります。
1番離れたサイトを利用すると、トイレまでかなり距離ができてしまう点に注意です!

2つ目として、海を楽しむためにはほんの少し歩く必要がある点。
テントサイトは管理棟から向かう際に、少し下り坂になっています。
そのため同じ高さだった防波堤よりも、地面が低くなってしまいます。
テントサイトから海を眺めようとしても、防波堤に視界を遮られてしまいますのでご注意ください。
なおこの防波堤は簡単に登れるくらいの高さなので、サイトから海へのアクセスは良いですよ!
オートサイト
オートサイトは全部で17区画あります。
地面は砂利サイトで、駐車場のような感じ。
ペグを打つ際は地面が硬いので、スチールペグをオススメしますよ。
また前述のテントサイトとは逆に、トイレが近く炊事場が少し遠いので、洗い物はまとめて持ち運べるようにしておきましょう。
予約の段階では説明書きに「8m×10m」と書いてありましたが、実際に利用したときはだいたい6m×6mくらいでした。
この大きさでサイト内に車を停めるとなると、ファミリー向けのテントの場合は大きめのタープを張るのは難しいかも。
2023年2月現在、チェックイン時に、
「まだ調整中」
とおっしゃっていたので、これから区画割りが再設定されるのかもしれません。

海を眺めるなら、前述のテントサイトよりもこちらをオススメ!
サイトマップの16、17番のサイトであれば、目の前が海! の環境で、キャンプができますよ!

さらに夜には対岸に点々と煌めく夜景が楽しめるので、非常にオススメです!
ちなみに2022年8月、このオートサイト目の前の堤防をず――っと進んでいったところに、新しくソロサイトができました。
ソロでのみ利用ができるサイトなので、ファミリーやグルキャン、カップルは不可。
区画のサイズや料金は、前述の「テントサイト」と同じ4m×4mで2,000円なのですが……正直、かなり遠いです。
トイレなどの用事がある時には管理棟付近まで戻って来ないといけないので、利便性は非常に低い!
雰囲気は良さげなのにもったいないと思います……。
今後の開拓に期待ですね!
周辺情報
この項目では、仁崎キャンプ場の周辺にある施設や、他のキャンプ場について解説していきます。
なお当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
周辺のみならず、様々なキャンプ場を調べたい方は以下をご覧ください。
田原ゆの里
所在地 | 〒441-3402 愛知県 田原市 吉胡町 蔵王97番63 |
利用料 | 大人 400円 小人 300円 |
営業時間 | 13:30〜20:00 (最終受付19:00。毎週水曜 定休) |
連絡先 | 0531-24-0888 |
ホームページ | なし |
仁崎キャンプ場から約10分のところにある福祉施設です。
以前はホテルとして運営されていたようで、建物が非常に立派!
そのうえ大人1人400円で利用できるんです!
男女の浴場は週ごとに入れ替わり、広い浴場か狭い浴場かは運次第!
広い浴場の露天風呂は最高ですよ!
注意点としては、13:30からしか開いていないこと。
キャンプの夜に行くなら良いですが、翌朝の場合はチェックアウトの時間と合わないので、利用は難しいかもしれません。
また周辺に他の温泉施設はありませんので、キャンプ終わりに温泉に寄りたい場合は帰り道沿いで探す必要がありますよ。
道の駅 田原めっくんはうす
所在地 | 〒441-3416 愛知県 田原市 東赤石5丁目74 |
営業時間 | 9:00〜19:00 (年中無休) |
連絡先 | 0531-23-2525 |
ホームページ | 田原WEB 道の駅 |
仁崎キャンプ場から約12分のところにある道の駅です。
地元の野菜がかなり安く販売されています。
加えて漁師直送の活アサリや、田原ポーク、伊良湖黒牛などの、ここでしか手に入れられない食材も豊富!
こちらでメインの食材を確保し、足らない分を周辺のスーパーで補うように買い出しすると、「ここでしか味わえないキャンプ飯」を堪能できますよ!
買い出しで絶対に寄りたい道の駅です!
おおたにや
所在地 | 〒441-3415 愛知県 田原市 神戸町 汐田1-18 |
営業時間 | 8:30〜19:00 (毎週日曜 定休) |
連絡先 | 0531-22-0660 |
ホームページ | おおたにや |
こちらのスーパーは、前述の道の駅「田原めっくんはうす」のすぐ近くにあります。
こちらにも田原産の野菜が販売されていて、しかも道の駅よりも安い!
全体的に品揃えは少ないのですが、特に大きな魅力は、安い惣菜が豊富にあること!
キャンプでの料理にこだわらない人であれば、ここを一度覗いてみると良いかもしれませんよ。
パワーズ 田原店
所在地 | 〒441-3427 愛知県 田原市 加治町 東天神7-1 |
営業時間 | 9:30〜21:00 (年中無休) |
連絡先 | 0531-22-2612 |
ホームページ | 株式会社シバタ |
仁崎キャンプ場から約10分のところにあるスーパーです。
こちらでは、お値打ち価格で食材を手に入れられます。
肉などは大パックでの販売が多いので、ファミリーや大人数でのキャンプに最適!
逆にソロやデュオだと量が多すぎるかもしれません。
前述の「田原めっくんはうす」や「おおたにや」で買い揃えると良いかもしれませんよ。
表浜ほうべの森キャンプ場

仁崎キャンプ場から約17分のところにある、海の近くのキャンプ場です!
全面フリーサイトで、場所の確保は早い者勝ち!
その中でも1日1組だけ、アウトドアチェアに座っていても海を眺められるエリアがあるんです!
この場所さえ確保できれば、キャンプ中はずーっと最高の眺めを楽しめますよ!
またこの辺りは釣りやサーフィンでも有名なスポットらしいので、「キャンプ×海のアクティビティ」を楽しんでみても良いかもしれません!
仁崎キャンプ場 まとめ
海岸線に沿って作られたキャンプ場です。椅子に座っていても海を眺められるキャンプサイトもあります!
釣りができます!
様々な魚種が釣れますよ!
場内での海水浴はできませんが、車で5分のところに「白谷海水浴場」があります。
大通りに面したキャンプ場ですので、日中はもちろんのこと夜間も車の走行音が聞こえます。
薪はバケツ1つで300円。夜間にスタッフさんが居ないときでもいただけます。その場合は翌日清算です!
管理スタッフさんはみなさんとても良い方で、気持ち良くキャンプが楽しめます!
予約メールを送って返信が来ても、上手く予約ができていないことがあります。確認の電話をしておいたほうが良いかもしれません。
ゴミはキャンプ場で捨てられません。消し炭以外は全て持ち帰りです。
洗剤やスポンジの備え付けはありますが、衛生面で気になる方は持参した方が良いかもしれません。
トイレは洋式と和式があり、どちらも水洗です。
トイレの建物内には温水シャワーもあります。3分100円。
仁崎キャンプ場の各キャンプサイト情報については、本文でご確認ください。
最後に
いかがでしたか。
海が目の前で釣りもできる、まさに臨海キャンプにうってつけのキャンプ場でしたよ!
この記事が仁崎キャンプ場の利用を検討されている方のお役に、少しでも立つことができたのであれば幸いです。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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