今回の記事では三重県の菰野町にある「グリーンランドあさけ」について解説していきます。
基本的な情報や設備・サイト情報。
それらに加えて周辺施設のお役立ち情報をまとめていきますよ!
「グリーンランドあさけってどのようなキャンプ場?」
と、気になられている方のお力になれれば幸いです。
基本情報

名称 | グリーンランドあさけ |
所在地 | 〒510-1251 三重県 三重郡 菰野町 千草 大井6809 |
アクセス | 新名神高速道路 菰野ICから下道 → 約10分 愛知県 名古屋市から高速利用 → 約55分 三重県 津市から高速利用 → 約50分 |
利用料 | 【 平日 】3,000円 【オンシーズン】5,000円 【特定シーズン】6,000円 上記に加えて、 【入場料/1人】 中学生以上 400円 小学生以下 200円 *上記はキャンプサイトのみ。 その他は各項目に記載。 *オン=土日祝・夏休み 特定=GW、お盆 |
営業期間 | 不定休 3月中旬~11月中旬 |
チェックイン・アウト | 【 イ ン 】14:00~17:00 【アウト】翌8:00~12:00 |
連絡先 | 【 現地 】059-394-2792 【予約センター】059-393-3900 |
ホームページ | グリーンランドあさけ |
*ペットは同伴不可です。
各サイトに炊事場・灰捨て場あり!
グリーンランドあさけのキャンプサイトには、各サイトごとに専用の炊事場が設けられています。
ちょっとした洗い物なら全て自分のサイトで完結してしまうので、これは本当に便利!
わざわざウォータージャグを用意する必要はありません!
ですが、洗剤やスポンジなどの備え付けはありませんので、自分で用意しましょう。
洗剤は利用するキャンプ場によっては、家庭用洗剤の使用を禁止しているところもあります。
今後のキャンプライフを楽しむうえで、植物性の環境にやさしい洗剤を常備しておくと良いですよ。
ほとんどのサイトの炊事場が隣のサイトと密集していますが、例外としてA 1やA16、B17、B22、B25は独立していました。
また各サイトに炊事場があるということは、生ゴミ処理の責任も全て自分が負うこととなります。
きちんとゴミ袋に処理して、ゴミ捨て場に捨てる必要がありますよ。
トイレの横には共同炊事場もあります。
大きな洗い物がある場合はそちらを利用すると楽!

ちなみに焚き火などで出た灰は、サイトに備え付けのU字溝に捨てるだけ。
焚き火台の処理が非常に楽ですよ!
チェックインが厳格
グリーンランドあさけのチェックインは14:00からなんですが、それより早く着いても入場することができません。
……こんな当たり前の話をなぜあえて書いたかというと、実は入場できなくても早く到着するメリットがあるからです。
13:20と予想より早く着いてしまったので、すぐ近くにある三重県民の森で時間を潰し、13:50にグリーンランドあさけに戻りました。
すると管理棟の前には既にチェックイン待ちの列が。
仕方なく最後尾に並ぶと、
「こちらへどうぞ! 一番に手続きさせていただきます!」
その後も並んでいた人たちに、自分が一番早く着いて待っていたことを説明してくれて、気持ち良くチェックインすることができました!
……並んでいた人には睨まれてしまいましたが(笑)
このように、グリーンランドあさけでは厳格に順番を守って誠意ある対応をしてくれますよ!
なお早く入場したい方は、1,000円追加で支払ってアーリーチェックインをする必要があります。
アーリーチェックインをせずにどこかで待機する場合、お子さんがいる方であれば三重県民の森がオススメです。
車で4分のところにある上、さまざまなアスレチックがありますので、時間潰しにオススメですよ。
ルールも厳格
グリーンランドあさけでは、ルールも厳格です。
お出かけした時には、チェックインに渡される通行手形で利用者チェック。
21:00には閉門。
22:00には焚き火も含めて完全消灯。
ゴミはきちんと分別しないと捨てられない。
このように、利用者以外の者が無断で侵入して騒いだり、就寝時に周りの迷惑にならないようなルールが、きちんと定められています。
昨今増えてきた迷惑キャンパーのことを気にすることなく、安心してキャンプを楽しめますよ!
川遊びの入口は2カ所

グリーンランドあさけのすぐそばには朝明川が流れています。
川沿いにいくつものサイトがありますが、そこから直接川へアクセスができません。
川へアクセスできるのは以下の2カ所です。
まずはBBQ席のBとCの間。
こちらからは太い木をまたいで階段を降りていきます。
最初の木が邪魔なものの、比較的降りやすく整備された階段でした。

降りた先には流れが穏やかな浅瀬の天然プールがあります。
こちらは小さなお子さんと安全に川遊びができる環境ですよ!
次はBBQ席A7のすぐ横。
こちらは荒く階段が作られています。
川の様子も若干深めで流れが速いところもあるので、ある程度大きくなったお子さん向けのエリアでしょうか。
ちなみにこの2つは、キャンプサイトから歩いて約2~3分ほどの場所にありますよ。
設備情報
この項目ではグリーンランドあさけの設備について解説していきます。
なお全体図を確認したい方はこちらからご確認ください。
管理棟

一般的なキャンプ場だと敷地内に管理棟がありますが、グリーンランドあさけの場合は入り口にあります。
遊園地の入り口のようなイメージですね。
初めての方でも迷わずスムーズにチェックインができますよ。
外出する時以外は、基本的に寄ることはありません。
21:00になると入口が閉門されますので、外出される場合はそれまでに帰ってきましょう。
薪などの購入は、後述の売店で行いますよ。
売店
売店は管理棟の裏、BBQ席の向かい側にあります。
開店時間は9:00〜19:00。
ここではインスタントの食料品のほか、調味料や紙皿、箸、虫除けなど、キャンプで必要なものが売られています。
忘れ物があった時でも安心ですね!
薪は1束500円。
針葉樹で、中くらいのものと細いものに成形されています。
正直、売店で薪を見た時の印象は「めちゃめちゃ小さい」。
焚き火に使う一般的な薪よりも長さが短いので、500円は割高ですよ。
更に小さい1束200円の薪もありましたが、こちらも言わずもがなですね。

ちなみにキャンプサイトで一番遠いA16からこの売店までは、歩いて2分56秒かかりました。
トイレ・シャワー・コインランドリー
トイレは2カ所あります。
キャンプサイトにあるトイレ(スライド1枚目)と、BBQ席にあるトイレ(スライド2枚目)です。
どちらも水洗の洋式。
便座ヒーター・ウォシュレットはありません。
キャンプサイトのトイレは若干臭いがしていましたが、BBQ席の方は無臭でした。
キャンプサイトのトイレには、シャワー室が併設しています。
シャワー室は5分で100円。
連投できず、5分使ったあとでまた100円を投入(しかも投入口はシャワールームの外)と、若干面倒臭い仕様になっています。
シャンプーなどのアメニティ類は一切ありませんので、自分で用意する必要がありますよ。

ちなみにシャワー室にある洗面所には、ドライヤーも設置されていません。
しかしコンセントはありましたよ。

シャワー室の手前にはコインランドリーも備え付けられていました。
コインランドリーは1回200円。
乾燥機は10分につき100円で利用できますよ。
連泊の時に重宝しますね。
ゴミ捨て場

ゴミ捨て場は管理棟のすぐ裏手にあります。
捨てられるのは生ゴミ、燃えるゴミ、アルミ缶、ガス缶、ビン、ペットボトル、段ボール。
BBQで使った網などの金属類や発泡スチロールなどは捨てられません。
生ゴミと燃えるゴミの仕分けが特に注意されますので、きちんと分けてまとめるようにしましょう。
BBQハウス
料金 | 平日 | オンシーズン | 特定シーズン |
A席 | 5,000円 | 6,000円 | 7,000円 |
B・C席 | 500円/1人 | 600円/1人 | 700円/1人 |
BBQハウスは売店の目の前に密集しています。
10:00~15:00の間、利用することができます。
特徴として魅力なのは、それぞれのテーブルに炊事場が備え付けられていること。
炊事場待ちをしなくても、気軽に洗い物や調理ができるのは良いですね!
BBQ席には大きく分けて「区画のA席」と「フリーのB・C席」に分かれます。
A席を利用する場合は定員である10人で利用して、やっとフリーと同じ値段。
でもこの区画を10人で利用すると、ぎゅうぎゅう詰めになる。
よほどのことが無ければ、フリー席で十分だと思いますよ。
また売店の炭は3kg500円(外国産)と3kg700円(国産)。
高いので、事前にホームセンターなどで仕入れておくと良いですよ。
つかみどり池・アスレチック

こちらの池でニジマスのつかみ取りが体験できます。
が、利用した当日は水が張られていませんでした。
ニジマスのつかみ取りには事前予約が必要なので、その関係もあるのかもしれません。
なお、ニジマスの調理は自ら行う必要がありますのでご注意ください。

このつかみどり池の隣にはアスレチックもあります。
木製ですが見た感じだと特に朽ちているわけでもなかったので、安心してお子さんを遊ばせられますよ。
サイト情報
この項目ではグリーンランドあさけのキャンプサイトや宿泊施設について解説していきます。
なお全体図を確認したい方はこちらからご確認ください。
オートサイト
オートサイトにはA・B・Cという3つのサイトがあります。
が、正直どこを利用することになってもほとんど一緒です。
木々に囲まれた広場のような区画に、炊事場とテーブルとイス、U字溝がそれぞれ1つずつ。
ちなみにAC電源もあり、1泊500円で使用することができます。
これらの構成はまったく一緒で、景観もほぼ変わりません。
しかし利用するサイトによって木陰が多い場所もあれば、ほとんどない場所もあります。
標高が高いわけでもないので、タープは必ず用意しておいた方が良いですよ!
実は一部分だけ若干景観の良いところがあって、それはA5・A6・A7。
この3サイトだけは木々の間から朝明川を眺めることができますよ。

区画の大きさには少し注意が必要です。
公式HPには「1区画80㎡~100㎡」と書かれていますが、実際にはそこまで広く使用できません。
この広さから駐車スペースと前述の炊事場スペースを差し引くことになります。
そうすると実際のテントスペースは40㎡~60㎡くらいでしょうか。
3~4人のテント+タープを張ってスッキリ収まるくらい。
なお広さは区画の地形によって多少前後しますよ。
ペグはときどき石に当たりましたが、スムーズにささっていく印象でした。
短いペグでも十分に固定できましたよ!
……ちなみに今回はA10の利用でしたが、ここはサイトにアリの巣があって、地面がアリだらけでした……。
コテージ・モービルハウス
チェックイン・アウト | 【 イン 】14:00~17:00 【アウト】翌8:00~10:00 |
定員 | 8人 |
料金 | 【 平日 】23,000円 【オンシーズン】26,000円 【特定シーズン】30,000円 |
グリーンランドあさけに1棟しかないコテージと、4棟のモービルハウス。
トイレ・お風呂・エアコン・シンク・冷蔵庫・IHコンロ・寝具・電源が付いています。
吹き抜けのロフトがアウトドア気分を盛り上げてくれますよ!
食器・調理道具・イス・テーブル・洗面道具・タオルなどは自分で用意する必要があるのでご注意ください。
またBBQの道具を持参すれば、建物前でBBQを楽しむこともできます。
持っていない方であれば、前述のBBQハウスを利用しましょう。
宿泊者限定で、17:00~20:00の間に利用することができますよ!
周辺情報
この項目では、グリーンランドあさけの周辺にある施設や、他のキャンプ場について解説していきます。
なお当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
周辺のみならず、様々なキャンプ場を調べたい方は以下をご覧ください。
アクアイグニス

グリーンランドあさけから約11分の距離にあります。
温泉だけでなくケーキ屋さんや時期によってはイチゴ狩りなど、様々な施設があります。
露天風呂には竹林が広がり、趣ある雰囲気にうっとりしてしまいます。
グリーンランドあさけから帰る際は、こちらに寄ってみても良いかもしれません。
温泉を存分に満喫した後、絶品のスイーツを頬張る……最高の休日になること間違いなしです!
湯の山温泉 湯元 グリーンホテル

所在地 | 〒510-1251 三重県 三重郡 菰野町 千草7054-173 |
営業時間 | 日帰り入浴 10:00~18:30 (19:30 退館) なお、定休日は金曜日。 |
利用料 | 大人(中学生以上) 700円 なお土日祝は+100円。 小人(3歳以上) 400円 |
連絡先 | 059-392-3110 |
ホームページ | 湯の山温泉 湯元 グリーンホテル 【公式ホームページ】 |
全国でも有数の、2種類の源泉から構成される温泉が特徴で、グリーンランドあさけから約11分のところにあります。
2号泉、3号泉、4号泉と複数の温泉があり、それらを用いた4つのお風呂に入ると、身も心もリラックスできること間違いなしです。
特に一番奥にある大露天風呂「なごみの湯」はいつまでも入浴していたくなるほど良いお風呂ですよ!
ちなみに、こちらでは飲める温泉「みどりの源泉水」もありますので、身体の中からリフレッシュすることも可能です!
様々な泉質をの温泉を存分に楽しみたい方は、こちらを利用しましょう。
八風キャンプ場

グリーンランドあさけから約12分のところにあるキャンプ場です。
名古屋市から高速道路で約1時間と、かなりアクセスが良い!
また場内には川が2本流れており、川遊びに最適!
しかも非常時の浮き輪が常備されているので、安心して子どもたちを遊ばせられます!
ファミリーでの利用にオススメのキャンプ場ですよ!
暑くなってきた時期に訪れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに冬場はソロ割引もあるので、ソロの方は冬場が狙い目です!
朝明ヒュッテキャンプ場

グリーンランドあさけから更に山奥へ、約6分ほど移動したところにあるキャンプ場です。
こちらはなんと、直火OK!
一部のサイトには炉が置いてあるので、直火初心者に最適なキャンプ場です!
ただしキャンプサイトに車の乗入れができるところと、そうでないところがありますので、利用される際は注意しておいた方が良いかもしれません。
朝明茶屋キャンプ場

前述の朝明ヒュッテキャンプ場の隣にあります。
個人的に。
朝明渓谷にあるキャンプ場の中では、群を抜いて最高なキャンプ場。
この朝明茶屋キャンプ場に敵うキャンプ場は無いと思っています。
朝明渓魚苑

若くて好青年な管理人さんによって経営されているキャンプ場です。
グリーンランドあさけから更に山奥へ約4分。
目と鼻の先にあります。
人の手の入りすぎていない自然と澄みきった朝明川を楽しむことができます。
朝明茶屋キャンプ場と違うのは、キャンプサイトのすぐそばに朝明川が流れていて、森と川を存分に楽しめる点でしょうか。
また三重県内で唯一、イワナを釣って自分のキャンプサイトで食べることのできるキャンプ場ですよ。
尾高高原キャンプ場

グリーンランドあさけから約5分!
区画整備されていて車も横付けすることができるオートキャンプ場です。
日中は四日市市の町並みを一望でき、夜になると眼下に広がる綺麗な夜景と満天の星空を楽しむことができます。
管理人さんが優しい方なので、安心して利用することができますよ。
鳥居道山キャンプ場

ツーリングスポットである鈴鹿スカイライン沿いにあるキャンプ場です。
グリーンランドあさけから車で約11分!
管理人さんがとにかく最高で、前述の朝明茶屋キャンプ場の管理人さんのことを「師匠」と呼ぶ方!
なるべくキャンパーの意向に沿うようなサイトの采配をしてくれるので、キャンプした時の満足度が高いです。
キャンパーさんはもちろんのこと、キャンプツーリングを考えているライダーさんや、登山やトレッキングでの拠点を考えている方にもお勧めですよ。
かもしかオートキャンプ場

グリーンランドあさけから滋賀県方面へ約37分。
愛知県 名古屋市からだと約1時間20分で到着できます。
徒歩圏内に温泉がある、高規格なキャンプ場です!
川遊びができるほか、花火スペース・ジャグジー・ドッグラン・キャッチボール広場など、遊べる施設がいっぱい!
また無料でアーリーチェックインができるので、滞在時間を長くすることも可能!
キャンプ初心者やファミリーにオススメのキャンプ場ですよ!
FREE AND EASY CAMP RESORT

グリーンランドあさけから約10分!
2022年8月にできたばかりのキャンプリゾート施設です!
炊事場は温水対応、冷暖房完備のトイレ、シャワールームと、かなり高規格!
しかも隣には温泉施設「片岡温泉 アクアイグニス」が併設!
この辺りにはないグランピングも充実しているので、まさにアウトドア初心者にもオススメのキャンプリゾートですよ!
グリーンランドあさけ まとめ
各サイトごとに炊事場があります。
ゴミはきちんと分別しないと引き取ってもらえません。生ゴミもきちんと分別してまとめましょう。
焚火などで出た灰は、サイトに備え付けのU字溝に捨てます。片付けが非常に楽!
利用者以外の無断侵入対策や就寝時に騒がないよう、厳格なルールが定められています。
川遊びでは流れが穏やかな天然のプールがあるため、小さなお子さんでも安全に遊べます。
薪は1束500円。短いので割高です。
トイレは水洗の洋式。便座ヒーター・ウォシュレットはありません。
BBQハウスには、それぞれのテーブルに備え付けの炊事場があります。
BBQハウスは区画席とフリー席がありますが、基本的にフリー席で十分です。
ニジマスのつかみ取りは、事前予約が必須です。
グリーンランドあさけの各キャンプサイト情報については、本文でご確認ください。
最後に
いかがでしたか。
静かな森の広場のようなキャンプ場で、ファミリーでの利用にオススメだなと感じました。
ルールがしっかりと決まっていることや、サイトに炊事場や灰を捨てるU字溝があるので、初心者でも安心して楽しめますね。
ちなみに今回利用したのは2022年6月中旬で、キャンプサイトにホタルが遊びに来ることもありましたよ。
この記事がグリーンランドあさけの利用を検討されている方のお役に、少しでも立つことができたのであれば幸いです。
それでは。
当ブログでは、東海地方を中心とした総合的なキャンプ情報を発信しています。
その他のキャンプ場については以下をご覧ください。
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